母とエレベーターに乗った時。
男性1人と女性1人と乗り合わせました。
狭いエレベーターに4人。
密です。
乗り合わせた女性はざっくりとしたニットを着ていらっしゃいました。
母はそのニットに目をつけて「まぁ!素敵ねぇ。」と言いました。
私はすかさず「エレベーター内でしゃべっちゃダメなのよ。」と遮りました。
乗り合わせた女性も男性もクスクスと笑ってくださいました。
密のエレベーターで、会話は厳禁ですから、私が母のおしゃべりをとめたわけですが。
それ以上に私が不安視したのが、おそらく母の余計な言葉が飛び出すことが予想できたからです。
母は手編みが得意です。
なので、人がニットを着ていると興味を示すわけです。
おそらく乗り合わせた女性に「そのニットは手編み?」と余計なことを言うでしょう。
手編みじゃないよ、そのニットは!
買った方が安いし、物もいいんだよ!
「手作りは女性の鏡神話」は、やめようね、お母さん。
その女性に「いえ、既製品です。」と言わせるのはやめてください。
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私が既製品のニットを着ていると「それは誰が編んだの?」と母は言ってきます。
しゃくなので「私が編んだのよ。」と言う時もあるし。
面倒な時は「既製品よ。おかあさんのように手作りはできないわ。おかあさんは何でも作れるからすごいわ。」と早口で褒めておきます(笑)
いつも母が着ている手作りニットを褒めてくださるディのスタッフさん、ありがとうございます。
同じ自慢話ばかりで申し訳ないです。