回転ずし屋さんにいくと、粉末タイプのお茶を自分で用意することが多いですね。
普通はお茶って葉っぱなのに。
なぜお寿司屋さんのお茶は粉末?
10月14日㈮の『チコちゃんに叱られる!』で検証していましたよ。
目次
北海道「なごやか亭」のお茶
北海道に行った時に、独りで入った回転ずし「なごやか亭」
その時に、粉茶を購入しました。
お鮨を美味しく食べるには、粉末状のお茶がいいそうです。
これは、回転ずし屋さんだけではなく、高級寿司店でも同じです。
お鮨とお茶の名コンビ
どうして、お鮨にはお茶なんでしょうか。
お鮨を食べると魚のネタの味が口に残ります。
次のネタと味がバッテングしないために、お茶を飲むのです。
お茶のカテキンは舌に残った魚の脂を取り除きお寿司の味をリセットするのに最適です。
また、カテキンには抗菌作用があり、食中毒予防にもなります。
ここでお茶とお鮨という名コンビが誕生しました。
本茶と粉末状のお茶
お茶には2種莉あります。
本茶と粉末状のお茶。
本茶は、煎茶や玉露など葉が細長いタイプ。
粉末状のお茶とは、葉を粉状に細かくしたタイプです。
粉末状のお茶
お寿司屋さんで使われている粉末状のお茶は香りが少なく、味があっさり、そして値段も安いのです。
本茶より粉末状のお茶の方がお鮨を美味しくいただけるのです。
甘味と渋みのバランスがいい粉末状のお茶はお鮨と相性がいいのです。
粉末状のお茶は寿司の味を邪魔しないのです。
本茶
玉露(高級なお茶)などの本茶は、甘味があり、お鮨と相性がよくありません。
高級といわれる本茶はテアニンなど旨味成分が多く、これが寿司の旨味とケンカするのです。
つまり甘味と旨味が少ない味のお茶の方がお鮨と合うわけですね。
たとえば粉末状であっても、抹茶は甘さがあり渋みが強いので、お鮨には合いません。
10月14日放送の『チコちゃんに叱られる!』はNHK+で10月21日㈮午後8:42まで視聴することができます。