長女の家に『もうじきたべられるぼく』という絵本がありました。
長女の子(まご子ちゃん、1歳7か月)は食が細く、ごはんを食べさせるのに四苦八苦しています。
『もうじきたべられるぼく』は、そんなまご子ちゃんのために「たくさんたべられますように」という意味で買ってあげた絵本なのかなと思ったのですが。
主人公はがんばって食べる子供かなと思ったのです。
違いました。
主人公は牛でした。
「もうじきたべられるぼく」は牛なのです。
すき焼き?牛丼?ステーキ?
私たちは牛を食べて(食べさせていただいて)生きているのです。
『リラの花咲くけものみち』でも、命の尊さと向き合った主人公が「ハンバーグ食べない」発言をしていたっけ。
『もうじきたべられるぼく』、黙読ではそうでもないのですが、まご子ちゃんのために声を出して読んであげると、もう途中から涙が止まりません。
命をいただいて繋ぐ命。
大切にしたいと思います。
リンク
「食育」を考えさせられるのは『銀の匙』を思い出します。
大切に育てた豚を主人公が食べるシーン。
もう1度読んでみよう。
リンク
リンク
リンク