今日、二女からお歳暮が届きました。
「お歳暮」の「のし」もなかったけど、この時期に届くんだから、お歳暮なんだろうね。
福井名物、羽二重餅です。
私が大好きなよもぎ味です。
早速、美味しくいただきました。
ありがとうございます。
私は、幼少の数年間を福井市で過ごしました。
福井は北陸三県のひとつですが、北陸といえばやっぱり金沢で、その恩恵に預かっているのが富山で、福井は新幹線もまだ通っていないし、ちょっと控えめなポジションにいます。
昨日NHK「西郷どん」にふれましたが、西郷隆盛は西南戦争で敗れて亡くなる時に、懐に橋本左内からの手紙を持っていました。
ドラマでは風間俊介さんが演じられていました。
橋本左内は、幕末志士の中ではお地味的な存在で、あまり取り上げられることはありませんでした。
「西郷どん」で脚光を浴びて、しかも大好きな風間俊介さんが演じてくださって、とても嬉しかったです。
1990年の大河ドラマ「翔ぶが如く」では、石川県出身の篠井英介さんが演じてらっしゃいました。
画像はWikipediaから引用
橋本左内は幼い頃から学問のできる優秀な人材でしたが、家業を継いで医者になります。
けれども松平春嶽(まつだいらしゅんがく)にその才能を認められ、側近になります。
その後、西郷隆盛らと交流するようになりますが、「西郷どん」では女郎屋で隆盛や一橋慶喜と会うようになりますね。これって???
確かに、こんなエピソードが伝わっています。
橋本左内は塾で学んでいる頃、夜な夜な抜け出してどこかへ行っており、塾頭の福沢諭吉は「あいつ女遊びをしているのか。」と疑い、尾行していったそうです。
でも橋本左内の外出の目的は女遊びではなく、お金がなく医者に診てもらえない人の治療にあたっていたのです。
橋本左内は15歳で「啓発録」を記しました。
「啓発録」まぁ、今でいうアンジェラ・アキ「手紙~拝啓十五の君へ~」みたいなものでしょうか。
福井県の中学生はこれに習って、「立志式」で自己の啓発を行います。
橋本左内は、若い頃から世界における日本というものについて構想を抱いていました。
若い頃・・・って、左内は若いうちにその命を落とすことになります。
「安政の大獄」で処刑されたのは26歳。
明治維新をみることなく亡くなったたくさんの志士のひとりです。
井伊直弼さん。
あなた、今頃天国で後悔してるんじゃないですか?こんなにも優秀な方の命を絶ったのですよ。ん?天国かな?井伊直弼さんは地獄かな?