先週、マンションの消防用設備点検がありました。
半年ぶりです。
前回と同じように各部屋とキッチンの点検をしてもらいました。
時間にして5分ほどでしょうか。
火災が発生すると、インターホンの画面と音声で火災を知らせます。
マンションでの暮らしは、一戸建ての住宅と違い、管理費や修繕積立金を毎月支払うことになります。
なので、共用部分の掃除を含めた管理は管理会社がしてくれます。
修繕も管理会社が主導してくれますので、必要な経費を払うことにはなりますが、資産価値の維持に繋がります。
こういった消防設備の点検や、定期的な排水口の掃除もしてくれるのはありがたいです。
一戸建てに比べるとマンションは部屋数が少ないのが一般的だと思いますが、子育てが終わった世代には、マンション暮らしで十分です。
シニア予備軍の私世代には、家の中の階段の昇り降りや掃除は億劫です。シニアならなおさらでしょう。
庭がないのは寂しいかなと住む前は思っていましたが、それも慣れると庭がなくてもたいして不自由はありません。
1979年、ECの文書で日本の住宅が「ウサギ小屋」であると称して話題になったことがありました。
日本のマンション暮らし、海外の人にしたらそうなのかもしれないけど。
戦後増えてきた都会郊外の公団住宅はこんな感じでしょうか。
その後、バブル崩壊以前には持家に資産価値を求める「持家志向」が強かった気がします。
私たち夫婦もそのバブル期にマンションを購入し、その数年後子供が生まれると一戸建てを購入しました。
まさにバブル時代に。
何年も支払い続けた住宅ローン。
3人の子供たちが大学に入る前に、貯金をすっからかんにして、ローンを繰り上げ返済したのは、今となっては正解だったと思います。
子供たちの大学在学中は学費に大変苦労しましたから。(学資保険を使い果たし、奨学金を利用したにも関わらず)
結局その家は、私が北海道を離れると同時に、人に貸しているわけです。
思い出の家を失くす形になって、子供たちには申し訳ないと思っています。
それでも今のマンション暮らし、私はわりと気に入っているのです。
結果論ですが、ペット可のマンションで良かった~
「ペット可どころか、キャットウォークまで作っちゃうんだもんね~」