皆様、台風の影響はありましたでしょうか。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
私にとって、これほどの台風は50代にして初めての経験でした。
10月11日㈮に開店と同時にスーパーに行き、ペットボトル箱売りやパン、レトルト食品などを購入しました。
その他いろいろと慣れないながらも準備をしました。
そんな中、「あ、これは捨てなくて良かった。とっておいて良かった。」という物がいくつかありました。
目次
すっきりした部屋をめざして
私が、母独りで暮らしていたこのマンションに住みだしたのは2年と少し前です。
母は昔の人間で、たくさんの物を溜め込んで暮らしていました。
私はそれらをすこしずつ処分し、小奇麗な部屋をめざしていたのです。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
でも今回の台風19号に直面し、いろいろと考えさせられました。
風呂の蓋
私は毎日スポーツジムに通っています。
私が通うジムには広いお風呂がついていて、露天風呂やサウナ、ジェットバスなどを楽しんでいます。
お風呂好きの私には嬉しい限り。
時間がなくて、運動できなくても、お風呂にだけは必ず行っています。
そんなわけで、私が家の風呂を使用するのは、ジムが休みの週1回のみ。
母はディケアサービスで週3回シャワーを浴びさせてもらっているので、自宅の風呂は一切使っていません。
あとは週に2泊していく長女が使っているくらい。
長女も私もお風呂からあがるとすぐに浴槽のお湯は捨ててしまいます。
お風呂場はいつもカラリと乾いた状態にしておきたいので。
なのでお風呂の浴槽の蓋は全く必要ありません。
この蓋、いつから使っていた物なのか、もう端っこがカビているし、捨てようと思い、しまい込んでいて忘れていました。
でも今回、台風に直面して、断水に備え、お風呂に水をいっぱい貯めておきました。
となると、浴槽に蓋が必要なので、引っ張りだしてきました。
猫ちゃんがまちがって落ちたら大変だし、お風呂場が湿気でカビるのは嫌だし。
「あ~、お風呂の蓋を捨ててなくて良かった。一応これからもとっておこう。」
アルミシート
私が引っ越してきて、食事はダイニングテーブルでとるようになりました。
でもそれ以前は、床にテーブルを置き、冬は炬燵で食事をしていたのです。
母は、寒い冬は炬燵のマットの下にさらにこのアルミシートを敷き、寒さ対策をしていたようです。
このアルミシートよりもっと大きなサイズの物もあったのですが、それは最近私が捨ててしまいました。
このアルミシート、もしも避難所で過ごすようなことがあったら必要かもしれない。
たいして場所をとるものでもないし、避難所に持っていく時もコンパクトにたためるし、とっておこうと思いました。
空のペットボトル
私が住んでいるマンションは24時間ゴミ庫を利用できるので、私はペットボトルの類はマメに処分しています。
今回の台風備えについて貯め代さん(id:tameyo)の記事が参考になりました。
ペットボトルに水を入れて、凍らせて、停電になった時に冷蔵庫で保冷剤がわりに使うというのです。
なるほど!
たまたま台風のため、ゴミ庫へ行っていなかったので、10個くらい空のペットボトルがありました。
それらに水を入れて、早速凍らせました。
台風が過ぎ去った後は、それらの水は解凍して洗濯に使いました。
ペットボトル、捨ててなくて良かった!
このアイディア、すごくいいと思ったので、友人にLINEで教えてあげました。
すると友人は。
「もうずっと何年も凍らせたペットボトルが冷凍庫にありますよ~」
さすがです。
こちらでの生活に慣れている方は、もう台風の備えも万全です。
私は災害について甘すぎ、知識が足りません。
これからは私もペットボトルの氷を常備したいと反省しました。
さて、この友人も自宅に高齢者を抱えているのですが、「避難所には行かない。避難所は遠い、避難所はウチより低い位置にあるし、ウチより古いし、ウチより狭いし。」だそうです。
なるほど。
わざわざ自宅より低い位置にある避難所に行く必要はないですね😓
危機管理を実感した台風
北陸で育ち、長く北海道で暮らしていた私は、大きな台風の経験がほとんどありません。
昨日の夜(10月12日)8時から9時の恐ろしい風にはびっくりしました。途中地震もあったけど、風の恐ろしさに揺れを感じる暇がなかった💦(猫だけがびっくりして飛び起きてた)
この風なら、一軒家の屋根が吹き飛ぶこともあるかもしれないと思いました。
車がひっくり返るほどの強風は、北海道では猛吹雪の時でも考えられません。
だいたい雪が多い時は、道路が埋もれて、外出しようなんて思わないし。
大雪の時は屋根が吹き飛ぶというより、雪の重みで屋根が潰れる方が確立が大きい。
そして、停電や断水は、自分が幼かった頃の遠い思い出しかありません。
当たり前の便利な生活。
93歳の母と猫を抱えて、身を引き締めなければならないと思わせた1日でした。
被害に遭われた地方の復旧が、少しでも早く進みますように願わずにはいられません。