昨日のブログで、Netflixで『僕だけがいない街』 実写版ドラマを一気見したとお話しました。
『僕だけがいない街』は、北海道苫小牧市出身の漫画家三部けい氏が原作で、アニメ、映画にもなっています。
私はアニメも映画も視聴しましたが、今回観たのはドラマです。
目次
『僕だけがいない街』
三部けい氏は北海道苫小牧市出身ですが、現在は千葉県在住です。
タイムリープ能力を持つ主人公が、過去に行って悲劇を招く事態を阻止するサスペンス漫画です。
主人公の藤沼悟は、千葉県西船橋に住んでいますが、小学生時代は北海道苫小牧市で過ごしました。
千葉県と北海道苫小牧市が舞台のこの漫画は、作者の三部けいさんに関わる土地なのですね。
北海道の小学5年生
主人公藤沼悟は、昭和63年の北海道苫小牧市にタイムリープします。
季節は2月の末から3月。
北海道はまだまだ一面の雪景色です。
ドラマは、北海道のシーンは、室内の場面であっても、すべて苫小牧市でのオールロケだったそうです。
なので、室内シーンなどは少し照明のせいか暗いのですが、とてもリアル感がありました。
北海道の小学生、登校時の服装は
苫小牧市は北海道の中では、暖かな地域です。
ドラマでは、トレーナーやズボンといった服装で、その上に上着を着た状態で子供たちは登校していました。
女の子の中にはスカート姿だったり。
現実で、北海道の小学生は、冬はほぼほぼスキーウェアに近いような服装で登校します。
で、ズボンだったりスカートだったりではなく、春夏秋冬関係なくジャージ姿で登校することが多いのです。
なぜなら、北海道の小学校に指定の体操服がないから。
なので、体育の授業がある日は、そのままの恰好で運動できるような服装で登校するのです。
ウチの子供たち、長女も二女も小学生時代は学校にスカートを履いて行ったことはほとんどありません。
北海道の小学生、ランドセルは
1年の半分近くを、スキーウェアのような厚手のジャンバーやコートで登校する北海道の子供たち。
なので、上着がかさばって、冬の間はランドセルを背負いにくくなります。
高学年になると、ジャンバーの厚みでさらにランドセルの肩ベルトに腕をとおしにくくなります。
そういった事情からか、北海道の小学生のランドセル使用率はとても低い。
ウチの3人の子供たちもランドセルを背負って通ったのは、小学2年生まで。
あとはスポーツブランドのリュックサックやバックパックを使用していました。
他の児童もそういった子がほとんどでした。
ドラマ『僕だけがいない街』では、小学5年生の悟も同級生もランドセルを背負っていました。
北海道目線で見ると不自然ですが、北海道外から見ると、ランドセルを背負ってない子供たちの方が不自然でしょう。
クレームがくるかもしれません(笑)
なので、ドラマでは、私服にランドセル姿の小学生で良かったと思います。
教師役で北海道出身の戸次重幸さんが出演していらっしゃいます。
映画は原作とは違った結末になっていますが、アニメとドラマは似ています。しかし原作とも少し違う部分があり、それぞれ楽しめると思います。
面白かったです。