金曜ドラマ『最愛』が終わって、ロスになっているBettyでございます。
松下洸平さん目当てで見始めたのですが、すっかりハマりました。
『スカーレット』での八郎沼から這い出せないうちに、大ちゃん沼にハマりました。
松下洸平さん演じる大ちゃんは、岐阜県飛騨高山出身で、東京で暮らしているのに、同郷の吉高由里子さん演じる梨央と話す時は飛騨弁が出ます。
「東京で暮らしてるのに飛騨弁使うっておかしくね?」というツッコミをSNSで見かけましたが、これは地方出身者アルアルです。
目次
最愛
大ちゃんが飛騨弁で告白した「好きやよ」は話題になりました。
「~やよ」というのは、岐阜だけでなく、富山でも使います。
ドラマの舞台になった白川郷は岐阜県ですが、石川県にも富山県にも近い場所に位置します。
私は富山弁も金沢弁(石川県)もわかりますが、「~やよ」は使ってましたね。
スカーレット
松下洸平さんは、東京出身の俳優さんなのですが、方言がとても似合うのです。
『リモラブ』の岩手県出身の役もよかったです。
朝ドラ『スカーレット』では、戸田恵梨香さん演じるヒロインに「抱き寄せても、ええですか?」と言った台詞に悩殺された方も多かった。
「いいですか?」ではなく、「ええですか?」
その昔明石家さんまさんが「大阪弁は告白に向かない。『好っきゃねん』では恋愛ドラマの台詞にならない。」とおっしゃってましたが、いえいえいえ、そんなことはありまっしぇん!
カーネーション
方言での告白の元祖は、朝ドラ『カーネーション』の綾野剛さん演じる周防さん。現在BSトゥエルビで毎週月曜日に再放送中。
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
不倫とわかっている上で告白するヒロイン糸子(尾野真千子さん演)に対して、周防は「おいも、好いとっと(た)」と博多弁で返します。
伝説となった第91話「おいも回」です。
史実での糸子(小篠綾子さん)の不倫相手は綾野剛タイプではなく、どちらかといえばドラマの北村タイプ(ほっしゃん演、現星田英利氏)だったそうで、『カーネーション』で描かれたような美しい恋愛の世界ではなく、長く同棲して、不倫相手に娘たちはなついていたものの、お金にだらしなく、店のことでも揉めて、散々な別れ方だったそうな。
まとめ
私は方言が好きです。
自分が住んでいた場所の方言それぞれが愛おしいです。
方言のない土地に住んでいる方は「方言っていいよね。あったかみがあって。」なんてことをおっしゃっることもありますが、心のどこかでバカにしているような気持ちを深読みするのは、地方出身の私のひがみかしら。
で、実は自分が標準語話しているつもりでも、多少ナマってる場合もアルアルです(笑)
『最愛』は、視聴率はいまひとつだったそうです。
しかし見逃し配信視聴率が高く、リアルで観るより、じっくりと巻き戻して視聴して考察する人が多かったようですね。
納得です。
私もリアルで観ながらも録画して、全話最低2回ずつは観たもんね。
でも最終回だけは辛くて、1回しか観れなかったです。