金曜日のTBSドラマ『ライオンの隠れ家』を見ています。
主演は柳楽優弥さん。
好きな俳優さんです。
その柳楽優弥さんが若き葛飾北斎を演じている映画『HOKUSAI』をU-NEXTでを見ました。
目次
葛飾北斎

葛飾北斎の出自を伝える確たる資料は見つかっておらず、北斎自身が85歳の時に製作した肉筆画『大黒天』の落款にある「宝暦十庚辰年九月甲子ノ出生」から「宝暦10年9月23日」が生年月日ではないかとされています。
西暦ですと1760年10月31日。
264年前の今日です。
北斎はとにかく変わった人で、引っ越し魔のだらしない芸術家だったようです。
映画『HOKUSAI』
映画『HOKUSAI』はストーリーを楽しむというよりは、映像を楽しむ作品でしょうか。
富士山が見える「海」で、砂浜に絵を描く場面など、見ていてこちらがドキドキと高揚しました。

しかし、晩年の北斎を演じる田中泯さんが登場すると、前半の柳楽優弥さんの演技が吹っ飛んでしまった。
すごい。
町の中で、人々の動きに魅せられて絵を描きだす北斎。
似たような場面が『広重ぶるう』でもありました。
歌川広重(阿部サダヲさん演)が、「人物画」に興味を覚える描写だったのですが、それどころではない。
田中泯さんのカッと目を見開き、何かに憑依したような全身の表情に圧倒されます。
申し訳ないけど、田中泯さんの北斎が強烈すぎて、柳楽優弥さんも長塚京三さんも阿部サダヲさんも超えてしまった。
長塚京三さんはNHKドラマ『目眩(くらら)~北斎の娘~』でも北斎を演じられてましたね。
映画『八犬伝』
演じられるのは内野聖陽さん。
観たい。すごく観たい。
私が好きだったのは犬坂毛野。
映画『八犬伝』では犬坂毛野は板垣李光人さんが演じられるそうです。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
映画『HOKUSAI』で蔦屋重三郎を演じていたのは阿部寛さん。
来年大河ドラマの主人公ですね。
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にも葛飾北斎は出演する?
『べらぼう~
蔦屋重三郎については、またいつか語らせてもらう日がくると思います。
なんてったって、大河ドラマの主人公ですから。

