今日からNHK始まるドラマ『リラの花咲くけものみち』は藤岡陽子さん原作の小説です。
藤岡陽子さんは新聞社勤務を経ての小説家でもあり看護師でもあります。
そんな藤岡陽子さんのデビュー作『いつまでも白い羽根』は看護学校の物語。
『リラの花咲くけものみち』の放送を見る前に、2018年のドラマ『いつまでも白い羽根』をU-NEXTで全話視聴しました。
目次
『いつまでも白い羽根』、タイトルの意味は?

カラスは昔は白いカラスだった
洒落者で、ほかの鳥たちよりも自分が1番きれいになりたいと願っていた
そこで、知恵者のフクロウに1番美しい色に染めてほしいと頼んだ
赤、青、黄色、紫…
でもどの色でも満足しなかった
もっと美しく、もっともっとと、
そして重ね塗りを繰り返すうちに白かった羽根は真っ黒になってしまったという
冒頭、そんなナレーションで始まるドラマ『いつまでも白い羽根』
登場人物
メインの看護学生は4人。
典子は、二児の母の主婦で、他の学生よりかなり年齢が上です。
藤香は有名大学の法学部を出た後に看護学校に進学しています。
作者の藤岡陽子さんは同志社大学を卒業後、報知新聞社勤務から留学、結婚出産を経て、その後看護師資格を習得しています。
典子と藤香は藤岡さんの経験から生まれたキャラクターでしょう。
主人公とその親友
主人公瑠美は、国立大学に落ちて仕方なく看護学校に入学し、決して陽キャラではない性格です。言いたいことをズバズバ言い、子どもは苦手な性格。
瑠美の親友千夏は、ラーメン屋の娘で明るく友達思いの優しい子だけど不器用で実習でも失敗ばかり。剣道仲間の幼なじみのことを好きなのですがその彼は美人の瑠美に夢中です。
少女漫画だとか朝ドラなら、千夏を主人公にした奮闘記にするでしょう。
でもあえてツンツンした優等生の瑠美を主人公にしたところが面白い。
新川優愛さんと伊藤沙莉さん
ドラマは2018年放送。
2017年朝ドラ『ひよっこ』で知名度をあげた伊藤沙莉さんですが、子役出身の彼女はとにかく演技が上手い。
主演の新川優愛さんは私も大好きな女優さんですが、伊藤沙莉さんが相手だとちょっとお気の毒です。
泣き方ひとつにしても新川優愛さんは美しすぎるのです。伊藤沙莉さんの鼻の頭を真っ赤にして内面から絞り出すように泣く姿は見ている方も心に響きもらい泣きしてしまいます。
ドラマの感想
ネットでのドラマの感想は「古くさい」という意見が多くありました。
物語が古くさいのではなく、ドラマの作りが古くさいのです。私個人の感想です。
たとえば、実習先での病院では看護師は皆ナースキャップを被っています。
2025年の今はもちろん、2018年当時であってもナースキャップをかぶっている看護師さんは少ないと思います。
ナースキャップは、衛生管理や安全管理、看護師の動きやすさを考慮して、1980年代頃から徐々に廃止されていきました。ナースキャップが廃止された主な理由は次のとおりです。
- 衛生面:ナースキャップは固く糊付けされているため、細菌が付着しやすく感染予防上好ましくない
- 業務面:ナースキャップは動き回ることが多い看護師にとって不便で、引っかかって脱げたり点滴台を倒したりする可能性がある
- 安全面:ナースキャップは帽子が色々なところに触れると細菌が付着し、院内感染を招く可能性がある
- 男性看護師の増加:女性向けに作られているナースキャップは男性にはマッチしづらいデザインである
ナースキャップは看護師の象徴として知られていましたが、現在はほとんどの医療現場で廃止されています。AIさんによる概要
料理
私は食べ物の出てくるドラマが好きですが、『いつまでも白い羽根』は看護師を目指す学生の物語でありながら、番組の最後に必ずその日に登場したお料理が1品紹介されます。
しかし、カメラアングルのせいか、なぜか美味しそうに見えない😞
手術の見学の話の後にマグロを食べるという設定は面白かった。

低視聴率?打ち切り?
ドラマは深夜ドラマということで視聴率は振るわなかったようですが、私は面白かったです。
打ち切りなのか、最後の最後が駆け足でした。
今晩から始まる『リラの花咲くけものみち』が楽しみです。
こちらは獣医師を目指す大学生の物語。
北海道が舞台です。

