近藤正臣さん。
最近、あまりお見掛けしないな~と思っていました。
7年前に、岐阜の郡上八幡にご夫婦で移住されていたそうです。
しかし、奥様を亡くされて、現在は猫と一緒にひとり暮らしだそうです。
特集していた『妻亡きあとに~近藤正臣郡上八幡ひとり暮らし~』を視聴しました。
BGMのジャニス・ジョプリンが心にしみました。
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大きな家で、自炊。
部屋はきれいに片付いていて、素麺を茹でて、海苔はあぶって、薬味もちゃんとご用意されて。
確かご実家は京都の料理やさんだったと記憶しています。
車を運転して、卵は直売所で一袋830円のを買う。
朝は11時頃、少し焦げたクロワッサンと蜂蜜で。
毎晩ごはんは1合だけ炊く。
とても丁寧な暮らし。
でも鍋を焦がしたり、火事が心配💦
タバコもずっと吸ってるし。
番組では大河ドラマ『龍馬伝』での山内容堂を紹介していましたが、私の記憶での近藤正臣さんは『国盗り物語』の明智光秀、『黄金の日日』の石田三成、最近では『真田丸』の本多正信。
あとは若い頃の恋愛ドラマ。
島田陽子さんとの『ほおずきの唄』や宇都宮雅代さんとの『日曜日にはバラを』などなど。
1歳年下の奥様は小中高の同窓生で、とても仲が良かったご様子。
奥様のことを「ヒロさん」と呼び、奥様は近藤さんを「
その奥様の認知症が進行し、老々介護は近藤さんの腰に負担がかかります。
大きな家には今なお奥様が好きだったという食器などたくさんの遺品がそのままにしてあります。
腰を痛めたり、介護があったりと、好きな釣りもできなくなったそうですが、地域の方との交流は盛んで、ひとり暮らしであっても決して「孤立」ではない。
理想のひとり暮らしかもしれません。
日記がまるで「詩」のようでセンスがいい。
「エッ!
今日は10月3日
9月はいつ消えた?
うつらうつらと生きている」
「これを遺影にするわけにはいかないしね。」と20代の頃のブロマイドっぽい写真をおどけてだす近藤さん。
ザ☆昭和の、その写真、本当にかっこよかった。
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