暮らしと勉強 Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。実家の片づけと空いた時間の勉強をメインに綴っていきます。

ほんのちょっとの土地ですが、遺産相続で揉めています

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父の葬儀以来、8年ぶりに従弟に会いました。

突然電話がかかってきて、「遺産相続のことで相談がある」と言われたのです。

新幹線で、わざわざ泊りがけでやってきたという従弟。

妹と私と3人でファミレスで会うことになりました。

 

遺産相続?

 

なんだか嫌な響きだなぁ。

 

で、誰の遺産を相続するのだ?

 

会うまで、私と妹はドキドキでした。

田舎の畑をどうにかするって話かな。

役に立たない土地の固定資産税がアホらしいから、引き取ってくれないかって話かな。

 

従弟「遺産のことで三郎おじさん(仮名)から責められている。」

私、妹「遺産?おばあちゃんの遺産?もう亡くなって10年以上もたっているのに。」

従弟「いえ、おじいちゃんの遺産。」

 

おじいちゃん!?私たちのおじいちゃん!?

 

おじいちゃんが亡くなったのは昭和42年ですけど?

なぜ今さら。

 

従弟「三郎おじさん(仮名)から『財産分与のやり方がおかしい。やり直しだ。』と責められている。」

 

おじいちゃんには3人の息子がいました。(本当はもっといたけど戦前の子供の頃に亡くなったので)

一郎(私の父)、二郎(従弟の父、末期の癌で闘病中、認知あり)、三郎(70代前半)です。

このうち二郎(仮名)夫婦が、寝たきりのおじいちゃんの世話も102歳の長寿をまっとうしたおばあちゃんの世話も担ってきました。

私たちの父である一郎(仮名)は、介護にまったくタッチしておらず、遠く離れた土地で暮らしていたので、財産はすべて放棄し、書類を作成しています。

だから私も妹も、田舎の土地も財産も、なぁ~んにも知らなくて関心もなかったわけです。

だいたい財産である土地は、田舎の畑。

畑といっても近年は、もう働き手もなく、「畑」という名の「荒地」です。

それがいくつかあり、その「荒地」を二郎おじさん(仮名)と三郎おじさん(仮名)で半分こしたらしいです。

おばあちゃんは、一郎とおなじように財産放棄をしました。

土地家屋はすべて二郎と三郎で半分こ。

 

でも。

 

そのうち二郎さんが相続した土地にたまたまコンビニが建ったのです。

二郎さんには「賃料」という若干の収入が毎月発生するようになりました。

二郎さんが見せてくれたコンビニの写真を見て、妹が驚いた。

 

「広っ!駐車場だけでマンション建つやん。田舎のコンビニってこんなに広いの!?」

妹よ。今そんなことに感心してる場合じゃない。うん、北海道でもこれだけ広いコンビニ駐車場は田舎に行かないとないね。

 

このコンビニ賃料の収入が羨ましくなったのでしょうか。

三郎さんは、「この土地はおじいちゃん(三郎さんの父)が、亡くなる直前、『この土地は三郎にあげるね』と言ってくれたんだ!この土地は自分のものだ。おじいちゃんの意向を無視した財産分与は無効だ!やり直しだ!」と騒いでいるそうです。

 

おじいちゃんが亡くなる時、末っ子の三郎さんはまだ20歳でした。

しかも東京の大学に通っていました。

いつ、そんな約束したのだ?・・・というツッコミはさておき。

書面での約束も第三者の確認者もいない以上、そんな話こそ無効です。

 

三郎さんは、とても穏やかなおじさんで、若い頃から、私は三郎さんが声を荒げるどころか怒ったところを見たことがありません。

従弟も妹もみんなそう言っています。

なのに従弟曰く「あの三郎おじさんがまるで人が変わってしまったように、声を震わせて怒るんだ・・・」

三郎おじさんに怒られ、認知の症状のある二郎さんは萎縮して何も言わないのだとか。

 

困った従弟は、三郎おじさんの息子である従弟Bに相談します。

従弟Bはまだ30代。東京在住で二人目が生まれたばかりで共働き世帯。

毎日を忙しく過ごしています。

「え~?田舎の土地?そんなのぜ~んぜんいらないよ。」と全く関心なし。

従弟Bがいらないと言っても、三郎おじさんは欲しがっているのです。

息子の従弟Bに説得されて、三郎おじさん少しはおとなしくなったものの、従弟Bが東京に帰るとまた怒りだすそうです。

 

ここまでの話、私と私の妹はぜんぜん関係ないと思うのですが、三郎おじさんは逃げ場がなくなったのか、こう言い出しました。

 

「両親が血と涙で耕した畑をコンビニなんかにして!だいたい一郎兄さんの子供であるBettyさん姉妹に許可はとっているのか!!!」

 

え~😓

私と妹がそこで出てくるの?

父は財産放棄してるって言ってるじゃないですかぁ。

許可なんていらないよぉ。

 

というわけで、私たち姉妹の許可をとるために(?)従弟は新幹線に乗ってはるばるやってきたらしいです。

 

許可いたします✨

 

これでいいのかしら?

 

荒れているとしても畑のままだったら、固定資産税は安かったのに、コンビニになったおかげで固定資産税トンデモナイ額になってしまいました。

わずかな賃料のために、三郎さんとの関係がまずくなるし、コンビニはいつ撤退するかわからないし、従弟は「いいことないよ。」とこぼしていました。

 

結論。

従弟「たぶん80代の父親(二郎さん)は末期癌だから、長くないと思う。その時の財産相続の時にあの土地は三郎さんにあげてしまいたい。今すぐにあの土地を渡すと、税金がどうなるか。贈与税がかかってくるだろう。だから次回の相続の時まで待ってほしい。そしてもしかしたらその頃にコンビニが撤退している可能性もある。そうなったらまた三郎さんの意見も変わるかも。」

 

話し合いが終わって、従弟が「一郎おじさんのお墓参りに行きたい」と言ってくれたので、3人でお墓参りに行ってきました。

「おとうさん、二郎さんの息子さんがお墓参りに来てくれたよ。実の娘の私たちでさえ、年に数回しかお墓参りに来ないのに、遠くからわざわざ来てくれたよ。」

 

従弟からお土産をいただきました。

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お土産を見せながら、母に従弟から聞いた話をくわしく聞かせました。

母はドラマなど理解できないし、人の名前も覚えられないのに、この遺産相続問題には「ふん、ふん。」と聞き入りました。

おじさん達の名前もちゃんと理解しています。

母は「ぐふふ。人の揉め事は『蜜の味』ねぇ。」と楽しそうです。

母の顔が、長谷川町子の『いじわるばあさん』に見えました。

 

いじわるばあさん1巻

いじわるばあさん1巻

 

 

今午後8時。

選挙速報が入ってきました。

え!?北海道知事、鈴木直道氏が当選!?