友人から、「住民票を送りたいけど、書留にするべきか。」という質問を受けました。
私の答えは「住民票なら私は普通郵便で送る。」とお返事しました。
急ぐのなら速達。
なおかつ確実に届けたいのならレターパックライトです。
レターパックにも書留にも追跡サービスがついています。追跡できるのなら安心ですね。
そもそも書留ってどんな場合に利用するのでしょうか。
目次
現金書留
誰でも1度は利用したことがある?(そんなことないかw)
現金書留は現金を入れて送ることができる唯一の手段です。
書留でもレターパックでも現金を入れることはできません。
ゆうパックに入れて送ることも違法です。
「現金を送るのはクロネコでも無理でっせ!」
先日たまたま現金書留を利用する機会がありました。
中身は5000円です。
相変わらず古い切手を貼りまくる私。母の古い切手収集を消化します。
切手をたくさん貼る時は、貼り方に四苦八苦します。
横向きに貼ってある切手もありますが、事務的な郵送物なので失礼にはなりません。
御祝儀などを送る時はこんな切手の貼り方はやめましょうね。
現金書留の場合は、基本現金書留用の封筒を使います。
例外もありますが。
一般書留
「書留」というと一般書留のイメージです。
しかし、一般書留って案外使う機会が少ないのです。
たいていの物は「簡易書留」を利用する場合が多いからです。
受験の時、願書を送る場合や入学手続きの書類を送る場合、先方の学校から「書留」を指定される場合がありますが、必ず指定どおりの方法で郵送しましょう。
私の経験で、受験以外で、「書留」を利用したのは、仕事をしていた頃に、5万円以上の手形を送った時のみです。
それ以外は、「簡易書留」で送ることが多いです。
簡易書留
簡易書留は現金書留や一般書留に比べて、料金が割安です。
そのかわり、賠償額が、原則として5万円までの実損額です。
たとえばキャッシュカードを簡易書留で送るとします。
その口座に何百万円入っていたとしても、その口座の中身を賠償するものではありません。
郵便物が紛失したとしても、補償されるのはキャッシャカードの再発行にかかる費用くらいでしょう。
その他の便利な郵便方法
特定記録
簡易書留よりさらに安い郵便方法が特定記録です。
中身の賠償責任はついていませんが、追跡サービスがついていますので、届いたかどうかの確認ができます。
出す時は郵便局の窓口に行く必要がありますが、届くのは手渡しではなく、ポストインで届きますので、留守がちなご家庭でも便利です。
速達や配達日指定をしない限り(別料金)、日曜日の配達はありません。
レターパック
レターパックにはライト(370円)とプラス(520円)の2種類があります。
ライトは厚みに制限があり、配達はポストに投函されます。
プラスは厚みに制限がなく、配達は印鑑をいただいての手渡しになります。
留守がちな家庭にはライトが便利かなと思いますが、内容物の重さ以外に厚みにも制限がありますのでご注意ください。
書類を確実に送るのには、レターパックライトがお手軽で(買い置きがあれば郵便局に行かなくてもよい)追跡サービスもついていますし、普通郵便よりも早く届くので(速達に準ずる扱い)、私はよく利用します。
まとめ
他に追跡サービスがついているものとしては、有名なゆうパックですね。
あまり使う機会がありませんが、小さな荷物を送るゆうパケットにも追跡サービスがついています。
スマートレターやゆうメールには追跡サービスはついていません。
主人公が郵便配達員だった「世界から猫が消えたなら」
新生活を前に、大切な書類を送る機会が多い時期です。
1番確実で正しい郵便方法を利用しましょう。