昨日のブログにはお優しいコメントをたくさん頂戴しました。
ありがとうございます。
母は元気です。
コロナワクチン接種の副反応は全くありません。
さて。
母はよくしゃべります。
歌も好きですが、おしゃべりも好きです。
母の話は、10パターンほどしかありません。
脳内の引き出しが少ないもんで(笑)
故郷名古屋の話や子供の頃の思い出話です。
いつも同じ話で、もちろん聞いている方は面白くはありません。
それが時間のない時ならなおさらです。
長女が出勤前に、メイクやら準備やらバタバタしている時間に母は長女の部屋のソファーにどっかりと座り込み、お決まりの思い出話を始めます。
ソファーの端っこ、ボロボロです。
犯人は君だね?
何度も聞いている母の思い出話に、長女は上手に相槌をうったり、「へぇ、そうなの?」「それでどうなったの?」「それは、すごいね。」などと褒めたり興味あるように聞き返したりするので、ますます母は調子にのります。
1分前にした話をもう1度するので、知らない人からしたら「わざとかよ。」「なんの嫌がらせだよ。」と思ってしまいますね(笑)
私は、「おかあさん、(火野)正平さんが、自転車で北陸を旅してるわよ!懐かしいわねぇ。ほら、テレビ、テレビ📺」と誘い出し、長女を解放してあげます。
母の話しは自慢話が多いです。
過去の記憶は嫌なことは消え、良いことだけが残りやすいという指摘する研究者もいるくらいですから、自慢話をする母は幸せなのかもしれません。
これも「回想法」ですね。
回想法では、聞き手がいることで、大きな効果をもたらします。
「自分の話をちゃんと聞いてもらえる」と感じることで、満足感や自己肯定感を持つこともできるのです。