暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

95歳は、選挙投票も大冒険

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母に「居候」呼ばわりされながら、自宅介護にいそしむBettyでございます。

 

今日は参議院議員選挙でした。

今までは長女に手伝ってもらいながら、母を選挙会場に誘導していたのですが、今回はそれも叶わず、私ひとりで母を選挙会場に連れて行きました。

 

選挙会場は、ウチのマンションから道1本隔てた場所です。

Googleで検索すると、距離は140mでした。

しかし、95歳の母にとって、それははるか遠く、険しい道のりなのです💦

 

シルバーカーを押しながら、ゆっくりゆっくりと歩くのです。

 

 
選挙会場は、よりによって2階です。
階段を昇れるはずもなく、エレベーターを利用します。
エレベーターは、ベビーカーを押して来られる方や杖をついて歩かれている方など、大人気です。
しかも、どっかのオバチャン達が空気読めず、エレベーターの前でたむろしておしゃべりしています😞
さすがにスタッフさんに注意されていました。
 
母は外面がいいので、そんなオバチャン達にもスタッフさんにも、ひとりひとり「すみませんねぇ。」「ありがとうございます。」と御礼や挨拶しながら、進んでいきます。
 
会場には、床にシートが敷いてあり、それがボコボコして、母がつまづきそうになるのを必死で見守りながら、歩きます。
会場内に入ると、いつものことですが、スタッフさんの目が全員母に集中します(笑)
すいている時間に行ったせいか、スタッフさんも手があいていたらしく、おひとりが母の後をずっとつけてきてくださいました。
そのスタッフさんもそれなりに高齢とお見受けしました。70代?
 
母は震える手で、必死に字を書きましたが、読めただろうか。もしかしたら読めなくて「無効」になるかもしれません💦
 
最後の最後まで、選挙会場のスタッフさんひとりひとりに頭を下げて、母は投票を終えて帰宅しました。
疲れて、マンションの玄関エントランスに到着した時点で、ベンチに腰掛けて少し休みました。
 
そして自宅にもどるやいなや、着替えてそのままベッドで眠りこけましたよ。

よほど疲れたのでしょう。
大胆な寝相です(笑)

こうして無事に投票が終わったのでした。
母はもちろん、私も疲れたべ。
 
 
何か理由がないと、母は出かけません。
車椅子ではなく、自分の足で歩いて投票してきた選挙。
もしかしたら、あの字では「無効」になるかもしれませんが、良い運動と気晴らしにはなりました(笑)