母は95歳。
身体はいたって丈夫。
耳がいい。
目もいい。(老眼らしい老眼はない)
声もいい。大きな声で歌うのが毎日の楽しみ。
家の中であれば、手すりがなくても歩ける。
シルバーカーを使えば、なんとか外出もできる。
でも。
とっぷり認知症なのです(◎_◎;)
目次
軽度認知障害(MCI)とは
認知症のように普段の生活に支障をきたすほどではありませんが、記憶などの能力が低下し、正常とも認知症ともいえない状態のことを「軽度認知障害(MCI)」といいます。
軽度認知障害(MCI)の人の約半数は、5年以内に認知症に移行するといわれています。
認知症に移行すると、徐々に自立した生活が難しくなっていきます。
しかし、軽度認知障害(MCI)の段階で予防に取り組むことで、回復に向かったり、状態を維持したりできるといわれています。
そのため、早期発見・早期対応が重要です。
認知機能の低下のイメージ
正常な状態
↓
軽度認知障害(MCI)
↓
■進行させないためのポイント■
MCIのときに、認知機能の低下予防の生活習慣を維持することが大切。
- 外出が少ない
- 生活習慣病(高血圧症や糖尿病など)がある
- 歩幅が狭い
- 地域の活動に参加していない
早く気づくことのメリット
- アルツハイマー型認知症は早い段階で薬を飲むことで、進行を緩やかにすることができます。(進行状況で効果は異なります)
- 本人が変化に戸惑う期間を短くでき、その後の暮らしに備えるために、自分で判断したり、家族や友人に相談することができます。
- 適切な介護方法や必要なサービスに関する情報を、早めに集めることができます。
母の場合
母は軽度認知障害(MCI)ではなく、しっかり認知症ですが、いつ頃からこんな状態になったのかよく思い出せません。
もともと人付き合いは嫌いでしたし、友人らしい友人も若い頃からいません。
なので、地域の活動になど全く参加しません。
歩くのは好きでしたが、歩幅は狭いと思います。身体を動かすようなスポーツは全くしていません。
テレビ体操も嫌い。
認知症の薬はもう何年も飲んでいますが、これ以上進行しないように、がんばっていきたいところです。
軽度認知障害(MCI)って、あと10年もすれば、私が危ないかも(◎_◎;)
ジムのランマシーンでウォーキングする時は、歩幅を意識しよう。
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