暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

9月21日は認知症の日

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日本は世界で1番長寿の国。

平均寿命、女性は87.14歳、男性は81.09歳です。(2023年)

しかし、健康寿命はその10歳下と言われています。

私の母は97歳で亡くなりましたが、転倒で圧迫骨折をして動けなくなったため要介護認定4を受けたのは、その9年前でした。

認知症が徐々に進んでいったのもその頃です。

その後リハビリで歩けるようになり、要介護2になり、そのまま亡くなるまで要介護2を維持しました。歩けるようになっても認知症が良くなることはありませんでした。

 

目次

 

認知症の日

今日、9月21日は認知症の日とされていますが、なぜこの日になったのでしょう。

 

語呂合わせでは無理があるような?

 

1994年9月21日、スコットランドエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。

で、国際アルツハイマー病協会(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。

日本では2024年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」において、国民の間に広く認知症についての関心と理解を深めるために、毎年9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」と定めています。

認知症の日/認知症月間(世界アルツハイマーデー/世界アルツハイマー月間)について |厚生労働省

 

 

認知症の症状

認知症の症状には、「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」があります。

 

中核症状

中核症状は脳の細胞が変化することによっておこります。

  • 身だしなみをうまく整えられない
  • 物忘れ
  • 日時や場所がわからない
  • 判断や問題解決ができない

 

行動・心理症状(BPSD)

行動・心理症状(BPSD)は本人との性格や生活環境、人間関係などの影響を受けて、人によって現れ方が異なります。

  • 興奮して怒鳴る・暴力を振るう
  • 不眠・昼夜逆転
  • 無気力状態
  • 「ものを盗られた」「浮気をしている」などの妄想

www.betty0918.biz

 

早めの相談が大切

認知症は、早期発見・早期対応が大切です。

早い段階で受診し、適切な治療をすることで、症状の進行をゆるやかにできる可能性があります。

といっても「病院に行こう」と誘っても、本人は行きたがりませんよね。

「私、最近調子悪いのよね。一緒に病院に行ってくれない?」と誘うのもひとつの方法です。←精神科の看護師さんに教わった誘い文句です。

 

早期に診断結果がわかれば、本人や家族の状況に合わせて生活を見直すゆとりができ、適切な対応をすることもできます。

 

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「自分は大丈夫」「身内に認知症はいないから」と決めつけてはいけません。

認知症とは誰もがなる可能性のある脳の病気なのです。

私の父は「自分の身内に認知症はいない!」とよく言っていましたが、父の母(私の祖母、102歳まで長生きした)は晩年10年以上にわたって認知症を患っていました。

そして81歳で亡くなった父も、70代後半からしっかり認知症でした。