暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

奈良漬~和食の素朴な朝ごはん~

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NHKBSで『京都人の密かな愉しみ blue 修行中』を8月7日㈪~11日㈮の深夜に5話連続で放送していました。

『京都人の密かな愉しみ blue 修行中』では美味しい物がたくさん出てきます。

その中でも、京野菜を作る農家のタエさん(江波杏子さん演)が作る朝ごはんがとても美味しそうで大好きです。

土鍋で炊くご飯。

野菜たっぷりの味噌汁。

 

矢本悠馬さん演じる甚が、実家で食べるお茶漬けに添えた奈良漬けの美味しそうなこと。

奈良漬けはその名のとおり、奈良で始まったことが由来です。また、奈良時代から始まったからという説もあります。
室町時代に書かれた『山科家礼記』に「ナラヅケ」という表記があります。

この頃から粕漬けした野菜のことを奈良漬けと呼ぶようになりました。

酒粕を再利用して野菜を漬け込む保存食です。

その後平安京遷都に伴い、技術も奈良から京都へ。漬け物にうるさい都の人々によってさらなる進化を遂げたのです。

 

『京都人の密かな愉しみ blue 修行中』で紹介されたのは田中長奈良漬店さん。

江戸時代中期の寛政元(1789)年、この店の初代が酒粕とみりん粕を合わせた漬け床を考案したそうです。

 

 

 

おかずは、温泉卵と小松菜のお浸しと奈良漬けだけ。

シンプルな朝ごはん。

 

 

 

 

日テレの、はちゃめちゃドラマ『新・信長公記』でも朝食は一汁一菜がいいって言ってたっけ。

一汁三菜の呪縛から解き放たれてみると、一汁一菜が私の年齢にはお腹に優しいことを実感しています。

 

 

 

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