私世代が若かった頃。
ちょうどファッション雑誌がたくさん創刊されました。
「ELLE」の日本語版として「anan」が創刊されたのが1970年。
その翌年には「non-no」が創刊されました。
こうして「アンノン族」が生まれます。
「JJ」は1975年に創刊され、「CanCam」の登場は少し遅れて1981年です。
今の60代は物心ついた頃からファッション誌が身近にあり、それを購読し実践にうつしてきた世代です。
私は高校時代は「Mc Sister」(1973年に月刊化)を読んでいました。
「別冊マーガレット」と「りぼん」も毎月買っていた。
短大に入ってからは、「JJ」そして「CanCam」を毎月買っていました。
ネットなどなかった時代、情報はそういった雑誌から得ていました。
私が結婚すると同時に、「JJ」のお姉さん雑誌「CLASSY」が創刊され、毎月ではありませんがたまに買っていました。
しかし、そのうちファッション誌にはあまり興味がなくなり。
子どもが生まれると、そういった雑誌にはまったく興味がなくなって、妊娠中は「マタニティ」、出産後は「ベビーエイジ」から「プチタンファン」を買うわけです。
これらはすべて婦人生活社で、少子化と出版不況の影響で、2003年に休刊となり、業務も停止となります。
その後は「Como」(2017年に休刊)とか、「すてきな奥さん」「VERY」などをたまに買ったりしていましたが、手芸品やトールペイントなどに没頭すると読む雑誌は「私のカントリー」や「COTTON TIME」などになり、いつの頃からか、雑誌は全く買わなくなりました。
今はどんな情報もネットで検索できますから、場所をとる雑誌を買う必要はなくなったのです。
最近の若い方は「付録目当て」で雑誌を購入する方が多いのかな?
1990年代に創刊された主婦と生活社の「私のカントリー」や「COTTON TIME」は今も発行を続けているのですね。
本屋さんに行く機会もめっきり減ってしまいましたが(昔は大好きでした)久しぶりにのぞいてみよう。