NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』を興味深く見ています。
「薬膳」にまつわる知識が面白いです。
先日のNHK『あさイチ』で、薬膳料理について特集していました。
大根を生のままかじって頭痛を和らげるというドラマでの描写は、原作者水凪トリさんの実体験だそうです。
水凪トリさんご自身も主人公「麦巻さとこ」と同じように膠原病を患っていらっしゃいます。
さとこは膠原病と診断され「なぜ私が」と悲観にくれるというよりは、自分の進むべき道を躊躇なく決断し、淡々とこなす魅力的な女性です。
私は気管が弱く、風邪をひくと咳喘息になりやすいのです。
風邪をひいていなくても、時にヒューヒューと喘鳴が起こることもあり、日常的に吸入薬を余儀なくされています。
『しあわせは食べて寝て待て』の初回で「杏が咳止めになる。杏仁豆腐もいい。」と知り、早速楽天でドライアプリコットを注文しました。
- 鎮咳作用:咳を鎮める効果があり、特に乾いた咳に有効です。
- 去痰作用:痰をからめるのを助け、咳を楽にすると言われています。
- 呼吸を楽にする:ぜんそくや呼吸困難の症状を緩和する効果も期待できます。
で、毎日のおやつに杏仁豆腐を取り入れました。
いつもはタニタ食堂監修の杏仁豆腐を食べているわけですが。
たまに長女がお高い杏仁豆腐を買ってきてくれます。
値段も高いけど、カロリーも高い。
1個239kcal💦
たんぱく質6.5g
脂質4.4g
カロリーに振り回されて栄養がおろそかになってはいけないけど。
あいかわらずの「脂質」と「飽和脂肪酸」過剰の私です。
乾燥した咳以外に、白髪や便秘にも効果があるといわれる杏。
もちろん食べすぎは要注意です。
私はヨガが苦手ですが、ヨガは毎日おこなうことによって、1日1回自分の体と向き合うと言われています。
薬膳にも似たところがあるかもしれない。
難しく考えず、自分の欲している食材とその効用を考え、スーパーに行って「旬」の物を選んで調理する。
「旬」の物はお値段も安いし、栄養価も高い。
薬膳は病気を治すものではなく、健康な体を維持するためにあるのだと思います。