Amazonプライムで『世界から猫が消えたなら』を観ました。
原作の小説は2年前に読みました。
川村元気氏の小説。
読んでいて、もう後半はずっと号泣。
すごく心に響いて、「この本、生きていくための聖書じゃないか!」と感動しました。
読んだ当時、すでに映画化されていたので、いつか観てみたいとずっと思っていたのです。
で、今日観ました。
感想。
いや、人それぞれだと思いますが。
私は。
小説の方がずっと良かった。ごめんなさい。
私が夢中で観ている間に、テレビの後ろに回り込み悪戯を企てているネコ子氏。
まず、主演の佐藤健氏。
好きな俳優さんなのですが、ここのところ『億男』『8年越しの花嫁』『何者』と連続して観ていて(売れっ子だからねぇ)、似たようなキャラ設定に見飽きてきた(笑)
hiro-beans-attack-no1.hatenablog.com
で、おまけに、映画に出演しているアメショー🐱があまりに可愛すぎて、名演技で、他の俳優さんがどんなに良い演技をしてもかすんでしまうのですよ。これは仕方ないですね。猫さんが出ている場面では、猫さんにしか目がいかないも~ん。
濱田岳さんも奥田英二さんも素晴らしい演技だったのに・・・
お母さん役の原田美枝子さんは素敵ですね。声がいい。
「半分、青い」で佐藤健さんは、原田美枝子さんの娘さんと結婚してたよね?
小説読んでいる時は、私の脳内ですでに佐藤健さんと宮崎あおいさんがイメージされていて、決して「小説と違うじゃん!」とは思わなかったのですが、映画では内容がわかりにくかったということでしょうか。
アルゼンチンの場面とか、「この場面なんのためにあるんだっけ?」と、気持ちが入り込めなかったもん。
知人が突然亡くなった後で、宮崎あおいさん「生きてやるう~」と絶叫していますが、それ、観光名所であるイグアスの滝でやります?
まわりに観光客いたんじゃね?
私のひいき目はあると思うのですが、ロケ地である函館の風景はきれいだったな。
アルゼンチンロケよりずっと良かった。
佐藤健さん、宮崎あおいさん、濱田岳さんが通っていたキャンパスは北海道教育大学函館校。
はこだて工芸舎も路面電車も坂道からの風景も美しく胸を打ちます。
北海道って、どこを切り取っても、どの季節でも、やっぱり絵になる。
北海道は今桜満開。
いろいろな花がいっぺんに咲く季節ですよ。