今週のお題「怖い話」~怖くないですよ。
夜中にハサミを持った母がウロウロしています。
怖いですね。
でも怖くないです。危ないけど。
母は夜中にトイレに行き、リハパンが汚れていたので新しい物と取り替えようとしたのです。
でもパンツがちょうどなくなって、新しいパッケージが置いてありました。
この袋をどうやって破いたらいいのかわからないのです。
かなり長い時間チャレンジしていたようです。
点線部分をミシン目にそって破けば簡単なのですが、それがわからないのです。
袋をあれこれガソゴソやっていましたが、できなくて。
そのうちウロウロし始めました。
これまたかなり長い時間ウロウロしていました。
私を起こせばいいのですが、それも悪いと思ったのでしょうね。
さすがに私も目をこすりながら起き上がりました。
さっさと起きて、おばあちゃんを助けてあげてよ!
するとハサミを見つけた母がハサミを持ち、またウロウロしていたというわけです。
ハサミでパッケージを開けようとしていたのですね。
ハサミなんか持って歩いて、転んだりしたら危ないです。
すぐに取り上げて、パッケージを開けてあげました。
できないことが増えてきたなぁ。
このリリーフのリハパンはもう何年も使っていて、パッケージの破り方なんてずっと変わってないのに。
リンク
私が同居介護をするようになり3年。
当初は私が北海道に帰る時は、夜だけ妹(時には私の娘たち)に来てもらい、昼は独りで過ごしていたのですが、もう昼でも長時間独りでいることは不可能かもしれません。
コロナ禍で、私の大学のスクーリングもすっかりオンラインに定着し、私が出かけることが少なくなったのもあり、母は私がいて当たり前の生活に慣れてしまっています。
この先、いつか着替えもできなくなったりするのかもしれませんね。
ご飯を食べることもできなくなるのかもしれませんね。
その日がなるべく遠い日であることを願って、やれることは自分でやらせるように頑張ってみよう。
今日も暑い1日になりそうです。
水だけではなく、塩分補給もしないと「水中毒」が危険です。
お気をつけてお過ごしください。