昨晩9時から放送していたNHKスペシャルは「オランウータン いのちの学校」でした。
東南アジアのジャングルに生息し絶滅の危機にあるオランウータン。その数は100年前の5分の1になっています。
森林破壊や密猟などで親を奪われたオランウータンの孤児たちを野生復帰に向けて育てる学校がインドネシアのカリマンタン島にあります。
オランウータンは、哺乳類の中では人間に次ぐ2番目に子育て期間が長く、60年の生涯のうち8年間を親子で過ごします。
しかし親のいない孤児たちは、8歳になるまでに、森で生きるための術を人間から教わるのです。
食べ物や水を見つけることが最重要。
オランウータンの主食は果実です。
その他アリも食べます。
そして危険から身を守る方法、道具の使い方、仲間との付き合い方、木の上で寝床を作ることなどを獣医師や飼育員を中心とした400人ものスタッフから教わるのです。
人間に銃で撃たれたため左手の手首から先がないケシー。
メラニン色素が少ないため全身が白いアルバ。
みんな学校で数年間学んだあと森へ放たれます。
赤ちゃんのオランウータンはとても可愛く、ペットとして飼育する地元の人がいます。(法律でオランウータンをペットにするのは禁止されています。)
しかし成長し大きくなるオランウータンを個人宅で飼うことはできず、かといって野生に戻り自分だけで生きることはできず見捨てられることが多いのです。
時に命がけでオランウータンを育てるスタッフの方々に頭がさがります。
進化の隣人であるオランウータン。
人間は昔🐵猿だった?
ダーウィンの進化論が認めらるまで、「人間を含むこの世のものはすべて神が作りだした」と信じられていた時代があった。
進化論とは、生物が進化したものだとする提唱、あるいは進化に関する様々な研究や議論のことである。 生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきた、という仮説に基づいて、現在見られる様々な生物は全てその過程のなかで生まれてきたとする説明や理論群である。 ウィキペディアより引用
また日本においては、『日本書紀』や『古事記』による建国神話がつい数十年前まで信じられていた。いや、信じ込まされていた。
違うよ!
弥生時代が紀元前300年から西暦250年(諸説あり)。
縄文時代が約1万2000年前から2400年前まで。
日本人の先祖は縄文人。
そして人間の先祖は神ではないのです。断言。