今日の朝9時からの、NHK週刊まるわかりニュースで「切手」について特集していました。
新しい1円切手が発売されるということをその番組で初めて知りました。
なので、今日は「切手」のお話です。
目次
年賀状お年玉くじの3等景品
もう年賀状のお年玉くじの当選番号は調べましたか?
7月20日(郵便局営業時間内)が〆切ですから、忘れないように交換しましょう。
今年の年賀状のお年玉くじの景品切手は、シールタイプでした。
シールタイプになったのは、初めてだと思います。
せっかくくじが当たっての景品ですから、こんな恩恵があると嬉しいですね。
郵便制度を作った人は誰?
人は、離れた場所にいる人と連絡をとるのにクラブハウスではなく、郵便や電報、電話などを用いてきました。
郵便に関して、明治時代日本の郵便制度発足に力をつくした人は誰でしょう。
ア)岩崎弥太郎
イ)渋沢栄一
ウ)福沢諭吉
エ)前島密
昭和女子大付属中学校2015年入試問題
正解は、エ)前島密です。
1円切手のデザイン
1円切手といえば前島密です。
もうずっと変わらないデザインは、この1円切手だけ。
新しい1円切手を販売すると発表
現行の1円切手は前島密だけなのですが、日本郵便は先日、新しい1円切手を4月14日に1億枚限定で販売すると発表しました。
新たなデザインは約70年ぶりとなります。
今年が郵政事業が始まって150周年になるのを記念しての発行です。
1円切手は消費税率の引き上げに伴い、新旧の料金差額を埋め合わせるために必要ですよね。これは嬉しい。可愛い切手を貼っても、料金が足りなくて1円切手を貼る機会が多くなりましたが、その1円切手が前島密だとちょっとテンションが下がります。(前島密さん、ごめんなさい🙇)
新しい1円切手はシール式
そして、もっと嬉しいことに、その限定切手はシール式なのです。
シール式なので、ばら売りはしないとのこと。
1シート50枚入りで50円です。
全国で200万シート限定ですからご注意ください。
「え~、1円切手は50枚もいらない。」と思う方もいらっしゃるかと思います。
でもシール切手は原価を考えると、1円では、原価割れですよね。
50枚入りも仕方ないと思います。
50枚でも50円ですよ。100均より安いんです。
かといってお子様に、シールがわりにあげちゃうのはもったいないですね(笑)
新1円切手のデザインは「ぽすくま」
新1円切手は「ぽすくま」君が、モデルだそうです。
郵便局のマスコットキャラクター「ぽすくま」ってこんなクマさんです🐻
たくさんの切手が出ていますが、ずっとデザインが変わらないのは1円切手の前島密だけ。
切手の歴史
世界で初めて切手ができたのは、イギリス。1840年のことでした。
切手が世の中に登場するまで、郵便を利用するのはとても不便でした。
受け取った人が料金を払っていたりしたのです。
日本では明治4(1871)年、前島密による近代郵便制度の導入で初めて切手が発行されました。
和紙の切手を職人が1枚1枚手作業で作っていたそうです。
20世紀初めまでに郵便網は世界に広がりました。
たくさんの人が切手を利用するようになります。
日本では戦後、切手の購入層を増やすために、日本人の美的感覚を刺激するために、絵画や風景、生き物などをデザインした切手が販売されるようになります。
気に入った物をコレクションする切手収集がブームになったのは高度成長期でした。
私の母もたくさん切手を集めていました。
4月14日販売開始
まだまだたくさんある母の収集切手。私が片っ端から使っています(笑) 母に内緒で😅
その切手を消化するために、1円切手も必要です。
4月14日、1円切手シートを買いに行こうと思います。
最初1億枚限定販売というから、1億シート売り出すのかと思ったら、1シート50枚入りを200万シート売るんですってね。
きっと売り切れます。そうでもない?
メール中心の現在、私はそれでも手紙が好きです。
封書を出すことは少なくなりましたが、寒中見舞いや暑中見舞い、クリスマスカードなどを出します。
心を込めて。
切手を選ぶのも気を遣っています。
だから可愛い切手があると買っちゃいます。
母の収集切手がたくさんあるにもかかわらず😅