妹が使っていた、何十年も前の学習机。
古い古い昭和の机を亡き父は捨てることができずに、ずっとこの家に置いていました。
コロナ禍で大学に通学できない甥っ子が、実家暮らしとなり、机が欲しいというので譲ることにしました。
解体して運びました。
解体してから、のびのびになっていたのですが、ようやく昨日、妹の家に運びました。
そして、妹と甥っ子も加わって、みんなで組み立てました。
解体は私ひとりでできましたが、組み立ては3人いないと難しかったです。
机さん、第2第3の人生、謳歌してください!
組み立てが完成すると、妹は机にスリスリするように愛おしそうに「この机で、おかあさんは受験勉強を頑張って、合格を勝ち取ったのよ。」と甥っ子に言っていました。
先日、リサイクルショップに行った時に、もっとオシャレな机が2200円で売られていましたが、学習机の方がしっかりしていますので、甥っ子も落ち着いて勉強できることでしょう。
ただこの椅子は使い心地があまりよくありません。
けっこうストレスです。
妹にそのことを伝え、椅子だけは新しく購入することを検討中のようでした。
しかし3人の息子が暮らしていたこの家に、他に机はないのか?
すべて処分したのか?
聞くと、1つだけ残っていた学習机は、テレワーク中の義弟が自分の部屋で使っているそうです。
自分の机と息子の学習机を組み合わせて、L字型のデスクにして快適だそうです。
世の中のテレワーク中の皆様、在宅での仕事もなかなか大変です。
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甥っ子が机を引き取ってくれたおかげで、この家からまたひとつモノが減りました。
ありがたいことです。
20年近く前に、両親は北陸の家を処分し、荷物をかなり減らして、3LDKのマンションに引っ越してきました。
私が住み着いてまもなく4年。
私は情け容赦なく家具を処分し、北陸の家で馴染んでいた古い家財道具がどんどんなくなっていく。
94歳の母はその事実に気がつかないほどに認知が進んでいるので、住みやすければ問題なし。
母にとって思い出は家族で暮らした北陸ではなく、70年前の名古屋の幼少時代にあるようです。