今朝のニュースでやっていました。
母の生まれ故郷である名古屋市の有松の伝統工芸品「有松絞り」
母の自慢話にいつも登場します。
今、若者を中心に”エシカルファッション”が注目されているそうです。
エシカルファッションって何?
「エシカル=倫理的な、道徳上の」という意味だそうです。
人と地球に優しいファッションです。
環境に配慮して、生地や染料を天然素材で手作業で作られた服であるとか。
■エシカルファッションとは■
素材の選定、生産、販売までのプロセスで人と地球環境に配慮したファッションを指します。
こうしたファッションで日本の伝統工芸が世界から注目されているというのです。
木綿を糸でくくり、藍で染める有松絞り。素朴で味わい深い色が魅力です。
手作業から生み出される有松絞りの風合いが世界的なデザイナーさんに認められました。
オーストラリアのエシカルファッションデザイナー、クリストファー・ハンシーさんが今月パリで発表する新作で有松絞りを採用するそうです。
和紙の繊維だけで織ったグレーの服に藍色のストライプをつけるというもの。
有松絞りはすべてが手作業です。
高度な技術で、グレーの生地にくっきりと藍色のストライプを浮き上がらせます。
「有松絞りは歴史があり、見た目も美しい」と評価してくださるハンシーさん。
そのハンシーさんに賛同する技術者の若き日本人男性「時代への挑戦」の姿勢がこれまた美しかったです。
無印良品のオーガニックコットン、再生コットン、ユニクロのブルーサイクルジーンズもエシカルファッションと呼べるかもしれません。
ファッションだけでなく、食品ロスを減らすことだって”エシカル”に繋がりますね。
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