ずっと放置してあったGoogleアカウントがありました。
母の好きな動画をブックマークしてあったアカウントです。

ブックマークしてあったのは、母の故郷である名古屋市有松に関する動画ばかりです。

母が生まれ育った名古屋市の有松は「絞り」で有名な地域です。
母も幼い頃から「絞り」の仕事に携わっていました。
動画で「絞り」の作業などを見せると、母は「このやり方は間違っているわ!」などと生意気なウンチクを語っていました(笑)
長い歴史を持つ伝統技法「絞り染め」とは、布を縛ったり折りたたんだりしてから染料に浸すことで、縛った部分と染まった部分にコントラストが生まれる技法で、ひとつとして同じ模様ができないのが特徴です。
母は工程の中の「縛る」作業を幼い頃からやっていたのでしょう。
1本30分から1時間くらいの動画を母は繰り返し見ていました。
私のパソコンから、母の部屋のテレビにキャストさせて見ていました。
そのテレビは、北海道の義父の施設に譲り義父はテレビで相撲などを楽しんでいました。
義父が亡くなった今は、そのテレビを主人が使っています。
テレビは処分するにもお金がかかります。
そう簡単には壊れないので、親戚で廻して使っているという(^^;
私が母を自宅介護していたのは、6年と少しでした。
NHK土ドラ『ひとりでしにたい』の主人公山口さんは、同僚松岡さんから認知症のお母さんの介護について聞いたのですが、その同僚さんのお話。
「(自分には)兄がひとりいる。でもいないのと同じ。くその役にも立たないから。世話も介護サービスの手続きも、ケアマネやヘルパーさんとの打ち合わせも、全部私に丸投げ。介護どころか様子も見に来やしない。たまに来たかと思ったら、『母さん、大丈夫?』とか言って顔とか撫でてんのよ、バッカじゃないの!?顔撫でてる暇あったら、ウ💩コ拭いてやれっていうの!!!」
大笑いしちゃった。
でも、これアルアル話ですよ。
私が母を自宅介護していた時は、1週間1回訪ねてきてくれた妹は、ちゃんとシモの世話もしてくれましたよ😊
これは、男兄弟と女姉妹の違いかなぁ。

