妹が一挙購入した漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』をようやく読み終えました。
2か月かかりました(笑)
大学の課題があったり、お孫ちゃんのお世話ヘルプのために二女宅へ泊り込んだりと忙しかったのは確かなのですが、なぜこんなに時間がかかったのかというと、漫画といえどかなり台詞が多く、また奥が深いので、サラリと読み流せないのです。
作者泰三子さんは元女性警察官。
だからこそリアルな警察官の仕事をこの漫画で学べます。
『科捜研の女』も『相棒』もいいけど、本当の警察官って、ほとんどの業務が痴話喧嘩の仲裁であったり、迷子ちゃんのお世話だったり、地域住民の平和のためのお仕事なんですよね。
捜査のためのドブ掃除とか、防犯カメラを何十時間も見続けて目が真っ赤になって証拠探しするとか。
この本読んだら、子供を警察官にさせたくないと思ってしまうなぁ。
ここまでブラックな仕事内容、安定した公務員の報酬をもらっても割に合わないと思う。
おまけに一生懸命地域住民の安全を守っているのに、「税金泥棒」の罵声💦
テレビドラマでの合コン場面やイタリアンレストランでの張り込み場面はすごくおもしろかったですが、漫画は後半になればなるほど、おもしろ場面より心に刺さる描写が多くなります。
おすすめです。
運転していてスピード出したくなったり、「ちょっとだけ停めちゃお🚗」と駐車違反したくなったりしたら、この漫画を思い出そうと決意した私なのでした。
漫画とあなどるなかれ。
漫画から学ぶことはたくさんあります。
私の長男も長女も進路を決める時漫画がきっかけになった(笑)
漫画もアニメも日本の文化だ!