母の年賀状を印刷するために、写真を撮影しました。
95歳の母、そして長女(母にとっては孫娘)、猫のハナさんとの3ショットです。
ハナさんがとても迷惑そうな顔してます(笑)
新しい変異株の気配があるとはいえ、コロナ禍が少し緩和されてきて、年末年始は久しぶりに実家に帰省される方もいらっしゃることでしょう。
久しぶりに会った親の様子が「何となく以前とは違う」と感じることもあるかもしれません。
このような場合、親とどのように向き合えばよいのでしょうか。
目次
あれ、以前と様子が違う?
久しぶりに会った親御さん、散歩などの日課をしなくなったとか、身だしなみに以前より気を遣わなくなったとか。
電話だけで、コロナ禍をのりきってきたけど、いざ久しぶりに会って、年齢を重ねた親御さんの様子に「ちょっとした違和感」を感じることがあったとしたら。
それは認知症のサインとなる症状かもしれません。
認知症ならすぐに病院へ連れて行く?
私の母はもう95歳で、自分でも「私は認知症なのよ!」と開き直ることすらあります(笑)
しかし、もっとお若い方であるとか、昭和生まれの頑固者だとか、「自分はまだまだ大丈夫!」と思っていらっしゃる親御さんも多いですよね。
病院へ行く時は、親御さんのプライドを傷つけないように「健康診断に行こう」などと誘うのもよし、「お父さん(お母さん)のことが心配だから、念のため。」と本人を不安にさせないように連れて行くのもよし。
ご本人が「じゃあ病院に行ってみようか。」という気持ちになれるといいと思います。
認知症と診断されたら
遠く離れて暮らす親御さんが認知症と診断されたら、心配ですよね。
ホームヘルパーさんを利用したり、ディサービスを利用したり。
ふだんのお世話は介護のプロにお願いできるように、手続きをしたいものです。
もちろん介護施設への入所の検討も。
私の場合は結局、長年住み慣れた北海道を離れて、母と一緒に暮らしながらの介護を選びました。
私の子供たちが全員北海道を離れており、私がこちらに来た方が将来のためにも都合が良いと考えたからでもあります。
それぞれの事情で、離れたままで親御さんの遠距離介護をしなければならない場合も多いかと思います。
遠距離介護の場合、たまに会うからこそ冷静に向き合いやすいという利点もあるよね。24時間おばあちゃんと暮らすBettyさんは、時々ブチ切れてるもんね。
私も、義父は北海道で独り暮らし(主人が毎週末に帰省して世話をしている)、そして義母は施設暮らしです。
義父には生活に支障が出るほどの認知症状がないのが救いです。
義父は、トンデモナイ女性に大金を渡してしまったという過去があり、それはおそらく認知症が原因だといえるでしょうけど。
それ以来、義父母の財産の管理は主人がやっています。
高齢の親御さんと離れていると心配も多々ありますよね。
仕事を辞めて介護に専念しなくても、まずはプロの手を借りたり、地域の人とのつながりを大切にしたり、サポートする体制を整えることで様子を見ることも良いと思います。
私の考えでは、そういったサポート体制は、親が認知症になる前に整えられるといいなと思うのですが。