暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

『アンナチュラル』第1話は、今また観る価値がある

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ
にほんブログ村

先月、二女宅に4泊5日で泊まり込んでいた時にAmazonプライムで『アンナチュラル』を見ました。

二女宅から帰宅しても、続きが見たくて、最終回までイッキ見しましたよ。

その中でまず初回『名前のない毒』が印象的でした。

以下、ネタバレありますのでご注意ください。

 

 

目次

 

MERSコロナウイルス

『アンナチュラル』第1話のタイトルは「名前のない毒」

男性が独り暮らしの自宅で死亡。

死因に納得いかない両親の依頼で、主人公たち法医学に携わるミコト(石原さとみ氏演)らが死因を究明しようとします。

他殺?偶然死?

ミコトらは、男性がサウジアラビアの出張から帰国してから具合が悪くなったことをつきとめ、彼が実はMERSコロナウイルスに感染していたことをつきとめます。

 

風評被害

男性は亡くなっていますが、彼がMERSコロナウイルスに感染していたことが報道されると、世間から非難を浴びることになります。

彼と接触していた仕事関係者もMERSコロナウイルスで死亡していたのです。

テレビのワイドショーでは男性を犯人扱い。

SNSでは「コイツのせいで被害拡大」「名前と住所をさらすべき」と騒ぎ立てます。

男性の葬儀には大勢のマスコミが押しかけ罵声を浴びせます。

遺族や男性の恋人は辛い立場に立たされるのです。

 

2022年の今でこそ、コロナにおける風評被害は落ち着いているように思いますが、2020年の日本上陸当初は、風評被害もひどかった。

地方で、東京からの帰省者のいる家に誹謗中傷の貼り紙をしたという事件もありました。

 

『アンナチュラル』第1話は、今のコロナ禍を予言していた?

『アンナチュラル』の放送は2018年1月から3月。

まだCOVID-19の存在など、人類は全く知らなかった時期です。

しかしこの放送の2年後、全世界で感染症の渦に呑み込まれていくことになるわけです。

私はこのドラマをリアルタイムでは観ていませんが、「PCR」「陰性」「感染拡大」などという今当たり前に聞くキーワードが、2018年1月放送の第1話で出てきます。

f:id:Betty0918:20220208143608j:plain

 

女性スタッフによる神ドラマ

丁寧な作りの良作であるドラマ『アンナチュラル』

見たいと思ったのは、2021年10~12月放送の『最愛』にハマったからです。
『最愛』の監督は塚原あゆ子さん(『中学生日記』『グランメゾン東京』)。プロデューサーは新井順子さん(『リバース』『わたし、定時で帰ります』)です。
『アンナチュラル』の脚本は野木亜紀子さん(『逃げるは恥だが役に立つ』『獣になれない私たち』)。
この3人は『MIU404』でもチームを組んでいます。
 
そして『Nのために』

f:id:Betty0918:20220203114337j:plain

脚本は『最愛』と同じ奥寺佐渡さん。
そして新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督です。
 
『Nのために』は『アンナチュラル』以上にハマり、Huluでイッキ見しました。
その話はいずれまた。
 
 
『アンナチュラル』の第1話好きでしたが、第8話も好きでした。
窪田正孝さんがけっこうメインの回です。

個人的感想ですが、窪田正孝さんはNHK朝ドラ『エール』より、こちらの方がいい味だしているような気がします。
同じ朝ドラ『花子とアン』の朝市に近いのは『Nのために』
これからますますいい役者さんになってくれそう。