目の前に「黒いものがとぶ」飛蚊症。
蚊が飛んでいるように見えるという意味です。
実際には蚊以外に、水玉、ハエ、黒いスス、糸くず、おたまじゃくし、輪などが見えることもあります。
私が自分の飛蚊症に気がついたのは50代に入ってまもなくの頃です。
当時は北海道に住んでいましたので、冬になると一面の雪景色です。
その白い世界で飛蚊症に気がつきました。
雪国の人は、冬に飛蚊症に気がつくことが多いそうです。
飛蚊症はあらゆる年齢層に起こりますが、高齢者ほど多いようです。
しかし、まもなく私の飛蚊症は消えました。
その時期にアイレーシック手術をして近視を治しましたが、それが関係あるかどうかはわかりません。
ネットで調べると、飛蚊症が自然治癒することはなく、おそらく症状に慣れてしまうとのこと。
そして10数年。
最近また私の目に、黒い物体が現れるようになりました。
蚊のような小さな物ではなく、黒い糸くずのような感じ。
先日などははっきりとした水玉でした。
黒い縁取りに真ん中がベージュの水玉が、目の前をチラついていました。
水玉が見えたのは、とてもお天気の良い日に外で。1回きりでしたが。
先週のNHK『あさイチ』で草彅剛さんが、「老眼は治る。遠くの緑を見るんですよ。わかっていても、みんなやってないでしょ?」とおっしゃってました。
本当に老眼が治るかどうかはわかりませんが、遠くの緑を見ることが目に良いのはよく知られています。
そして草彅剛さんがおっしゃっているように、わかっていてもそれを実践している人は少ないのです。
遠くの緑を見ること。
草彅剛さんのお話を聞いてから、毎日必ず実践しています。
外出しなくても、洗濯物を干す時に遠くを見ればいいのです。
洗濯物を干す手を止めて、しばらくボ~っと景色を眺めます。
また、信号待ちをする時は、やはり遠くを見つめる習慣をつけようと心がけています。