最近めっきり体調を崩しやすくなった私。
今週は胃腸をやられました。
2日間ほどお粥で過ごしました。
お粥をひとり分だけ作るのは難しいので、少し多めにホットクックで作っています。
孫のために保存用の離乳食作りをすること
保育園を休む孫を私が預かること
保育園の洗礼は、保育園に行き始めたばかりの子どもが次から次へと風邪や胃腸炎などの感染症にかかることね。
まご子ちゃんが保育園を休む日は私が預かります。
5月から職場復帰したばかりの長女が仕事を休まなくてもいいように、こんな私でも少しは役に立ちたいと、時には鼻水程度の症状であっても立候補して、まご子ちゃんを預かります。
鼻水程度であっても、無理をすると翌日発熱したりする😓
ワ―ママが仕事を休むと「ああ~今日も子持ち様の尻ぬぐいだよ」と職場内で不満を持つ人が(独身女性が多いらしい)出てきます。
私が娘たちの子の世話を手伝うのは、孫可愛さもありますが、そういった環境から娘たちを極力守りたいからでもあります。
2023年の出生率は
去年1年間に生まれた子は過去最少となる72万7277人です。
前の年から4万人余り減りました。
2043年の成人式には全国に80万人もいないわけです。
厚生省によりますと、2023年の「合計特殊出生率」は前の年から0.06ポイント下がって「1.20」でした。
8年連続の減少で過去最低を更新しました。
都道府県別ですと、すべての都道府県で前の年を下回ったほか、最も低い東京都では前の年から0.05ポイント下がり「0.99」となり、全国で初めて「1」を下回りました。
小池さん頑張っているのに。
日本の少子化
「子持ち様」と「そうでない様」における不公平な状況は、日本が(いや世界が?)「女性の社会進出」と「少子化抑制」をいっぺんに推し進めた以上、必至だったかもしれません。
子どもが減るということは、若年人口が減るということ。
労働力の安定供給がなくなり、人口動態のバランスが崩れて社会保障の持続可能性が難しくなります。
どんなにAIが頑張ってくれても、人口再生産性が担保されていないと、人間社会が成り立ちません。
世界の少子化対策
私が通うジムにポーランド人の方がいらっしゃいます。
彼女は「ポーランドでも少子化は深刻な問題なのよ。(日本語とても流暢)」とおっしゃいます。
少子化問題が日本だけではないのは知っていましたが、北欧に近いポーランドもそんな状態なのですね。
近いだけで、ポーランドは北欧ではないよ。
北欧のデンマークでは、仮に離婚しても生物学上の両親が養育に関して最終責任者であることが法律で定められています。
養育費は税金の控除の対象でもあり、養育費を支払っていない場合には、国の福祉サービスを受けられないなど、重いペナルティが課されます。
親がシングルであっても安心して子育てできる環境を作っているのです。
フランスは1世紀にわたり少子化に取り組んできた国です。
現在フランスの社会制度は「産めば産むほど有利なシステム」になっています。
フランスでは、ユニオンリーブル(自由縁組み)というカップルの生き方が一般化しています。
私はその事実を後藤久美子さんの結婚で知りました。
法律婚にとらわれないカップルが社会的に認知されるようになったことで、婚外子が急速に増加し、現在では生まれる子供の半分が婚外子です。
社会的な受容は高くなり、婚外子の法律においても権利は同等になっています。
私が片道2時間かけて通うのも、孫たちから病気をもらっても、自分の時間がなくなっても、孫の世話をするのは社会に役立ちたいからでもあります。
岸田政権の「異次元の少子化対策」ほどではありませんが、こうしたばぁばの微力が少子化抑制に役立っていれば嬉しいのですが。
孫の世話をする私を「子供家族を甘やかしている」「実家が近くでずるい」との気持ちを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、「子持ち様」と揶揄する方々の言葉同様、私はスルーさせていただきます。
今、世の中は多様化。
いろいろな形の社会貢献があります。