NHK大河ドラマ『光る君へ』は視聴率で苦戦しているそうです。
昨年の『どうする家康』より悪いとか。
個人的意見ですが、昨年の『どうする家康』私は普通に好きだし、面白かったです。織豊政権時代の大河ドラマは面白くて当たり前という意見もあるでしょうが、今までの思い込みの歴史を覆す展開が魅力でした。
しかし、『光る君へ』は女性にはなかなか評判がいいそうですよ。
えぇ、脚本は大石静氏、恋愛ドラマの名手です。
『光る君へ』は大河ドラマにのっかった恋愛ドラマだと思えばこれはかなりの傑作です。
いいえ、私が興味津々だったのは一条天皇(塩野瑛久氏演)と定子(高畑充希氏演)の物語です。
恋愛というかふたりは夫婦ですから、夫婦愛というべきかもしれませんが、当時は一夫多妻制。夫婦になっても恋敵はいて、一条天皇と定子はそれを乗り越える恋愛だったのです。
笑顔があどけない13歳から、苦悩を抱える24歳までを違和感なく演じきった高畑充希さん、素晴らしかったです。
一条天皇と定子の純愛は、『源氏物語』の桐壺帝と桐壺更衣のモデルになったという考え方もあります。
桐壺の最初の出だし、高校の頃に暗記させられたっけ。
いずれの御時にか女御更衣あまたさぶらひけるなかにいとやむごとなき際にはあらぬがすぐれて時めきたまふありけり
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