暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

『光る君へ』一条天皇と定子の悲恋

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NHK大河ドラマ『光る君へ』は視聴率で苦戦しているそうです。

昨年の『どうする家康』より悪いとか。

個人的意見ですが、昨年の『どうする家康』私は普通に好きだし、面白かったです。織豊政権時代の大河ドラマは面白くて当たり前という意見もあるでしょうが、今までの思い込みの歴史を覆す展開が魅力でした。

京都宇治川沿いの源氏物語の像

 

しかし、『光る君へ』は女性にはなかなか評判がいいそうですよ。

えぇ、脚本は大石静氏、恋愛ドラマの名手です。

『光る君へ』は大河ドラマにのっかった恋愛ドラマだと思えばこれはかなりの傑作です。

 

恋愛? まひろ(紫式部)と藤原道長ですか?

 

いいえ、私が興味津々だったのは一条天皇(塩野瑛久氏演)と定子(高畑充希氏演)の物語です。

恋愛というかふたりは夫婦ですから、夫婦愛というべきかもしれませんが、当時は一夫多妻制。夫婦になっても恋敵はいて、一条天皇と定子はそれを乗り越える恋愛だったのです。

笑顔があどけない13歳から、苦悩を抱える24歳までを違和感なく演じきった高畑充希さん、素晴らしかったです。

 

一条天皇と定子の純愛は、『源氏物語』の桐壺帝と桐壺更衣のモデルになったという考え方もあります。

 

桐壺の最初の出だし、高校の頃に暗記させられたっけ。

 

いずれの御時にか女御更衣あまたさぶらひけるなかにいとやむごとなき際にはあらぬがすぐれて時めきたまふありけり

 

 

 

 

平安時代のラスボス、藤原道長

あ~あ。平将門が勝っていれば、藤原氏の好きにさせなかったのに。

たぶんね、将門は藤原氏摂関政治を否定したかったのだよ。

将門の祟りが伝えられているのは、おそらく民衆の同情をかっているから。民衆は藤原氏より将門を応援していたのではないか?

 

平将門藤原道長が生まれる26年前に討死してるからね。

 

大石静さんの脚本は、道長を「悪者」にすることなく、この先を描いていくのではないかと思われます。←私の勝手な想像です。

www.betty0918.biz

 

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ドラマにするなら、紫式部ではなく、清少納言を主役にしてほしかったな。

で、一条天皇と定子の物語をもっともっと掘り下げてほしかった。

清少納言は晩年の暮らしが不明なので、一生のドラマにするには無理があるか。

 

大河ドラマ史上、最も古い時代が舞台であった『風と雲と虹と

平将門をもう1度見たい。