ジム友さんのお母様(90代)が施設に入所されました。
独り暮らしをしていらしたお母様の家の片づけにジム友さんが奔走しています。
「着物がたくさんあったから、すべてリサイクルショップに持って行ったけど、あれだけの数で合計5,000円にしかならなかった。」そうです。
私は5,000円にもなったのなら、高く売れたと感じましたが?
着物は、購入時はどんなに高価であっても、いざ売ろうとすると悲しいくらいの金額になるのが令和の現実だと聞いていましたから。
それらの着物は、1点1点売るのではなく、まとめて「お楽しみ袋」?「福袋」?みたいな形で売るのだそうです。
私の母の着物は、主人の従姉にお願いして、すべて小物にリサイクルしました。
その中でもとくにお気に入りは、母の喪服で作ったブラウスです。
ジム友さんのお母様はミンクの毛皮とマフラーも持っていたそうで、それらは2,500円になったのだそうです。
今では、動物愛護の考えが浸透して、毛皮はNGですが、90代のお母様の世代であれば持っていた方も多いかもしれません。
うちの母は毛皮なんて縁がなかったけど。
さらにジム友さん曰く「金のネックレスとか指輪とか、そういった宝飾品がひとつも見当たらないの。母が自分で売ったとも思えないし。兄弟の誰かがあやしいと思うのだけど。」だって(笑)
ジム友さんは4人兄弟の長女で、お母様のお世話を1番やっていたそうですが、いつのまにか、兄弟の誰かが金の宝飾品をお母様から譲り受けた?それとも黙って持って行った?
疑心暗鬼のジム友さんに、笑っちゃいました。
さらにジム友さん曰く「弟(長男)ったら、位牌はおねえちゃんにあげるよ!って言うのよ。位牌は長男がもらうべきじゃないの?」
はてさて、どうしたもんでしょうか(笑)
私世代は親の家の片づけに直面している方も多いでしょう。
実家の片づけをしながら、自分たちの家の片づけを始めていく年齢だと思います。