暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

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芝寿し誕生の秘話

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Togetterで

昔、東芝の炊飯器の実演販売で大量のごはんが余る事態が発生→その解決方法が今では金沢の名物に「あの芝ってそれ!?」 - Togetter [トゥギャッター]

という興味深い記事をみつけました。

 

タイトルだけでは「❓」でしたが、それが芝寿し誕生のサクセスストーリーというか、瓢箪から駒みたいな物語でした。

 

目次

 

金沢の「芝寿し」

金沢市民であれば誰もが知る「芝寿し」

石川県金沢市に本社を置く寿司弁当メーカーです。

笹の葉でくるんだ押し寿司「笹寿し」が有名です。

私はこの笹寿司が大好きで、北海道に住んでいた頃も時々買っていました。

北海道札幌市に、フランチャイズの「札幌芝寿し」があったので購入可能でした。

札幌芝寿しは2008年9月に閉店しています。

 

芝寿し誕生物語

昭和の半ば、金沢市の繁華街片町の東芝ショールームで、電気炊飯器の実演販売をしていたのですが、そのために炊かれた大量の米飯の処置に困っていました。

金沢市ではハレの日に押し寿司を食べる習慣があります。

余った米飯を押し寿司にして売りさばくことを考えました。

こうして、1958年に押し寿司のテイクアウト専門店としてスタートして、1961年には商号を「芝寿し」にしました。

店名「芝寿し」の「芝」は「東芝」にちなんで命名されたものです。

 

「芝寿し」って「芝さん」が社長なのかと思ってました。

 

 

ヒット商品「笹寿し」

業績が伸び悩んでいた1970年、鶴来町(現・白山市)の白山比咩神社にて、和菓子屋で購入した「笹餅(餅を2枚のクマザサの葉で包んだもの)」にヒントを得、商品化したのが「笹寿し」です。「笹寿し」は発売開始から3年ほどした頃から売り上げが急上昇、同社を代表するヒット商品となりました。

北國新聞長期連載『ふるさとから挑戦』2009年7月24日付朝刊第34面より

 

 

2枚のクマザサの葉で包む押し寿司は、もともと石川県白山市能登地方で欠かせない郷土料理です。

これが「芝寿し」の笹寿しと関係あるのかは不明。

 

 
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小さな頃から、気軽に食べていた芝寿しの「笹寿し」

大好きでした。

母が押し寿司を作ったことは1~2度しかなかったけど(型はあったけど性に合わなかったらしい)、同級生はよくお弁当に手作りの押し寿司を持ってきていて、羨ましかったです。

石川県では家庭においても押し寿司は馴染みのある料理だったのです。