私はお米が大好きです。
パンも麺類も好きな、炭水化物愛好家です。
私は毎年、お米を1年契約で購入しています。
通常のスーパーで買うよりはお高めでしたが、美味しい北海道米を食べたいので、こちらで暮らすようになってからは、ずっと注文しています。
いつも6月にはカタログが届き、10月~翌9月までの1年分を注文します。
昨年の6月に申し込んでいるので、その申し込み時点での安定したお値段でこの1年間美味しい北海道米を食べることができました。
しかし、昨今の日本のコメ事情です。
今年は6月になってもカタログは届きません。
ハガキでのお知らせが届き「昨今のお米の需給状況により、お申込み開始時期が遅れる予定です」とのことでした。
正直、お米定期購入はもう無理なのかなと半ばあきらめていたのですが、なんとか今年も購入できそうです。
昨年まで購入していた人が優先で申し込みできるようです。
北海道の砂川産「ゆめぴりか」、美唄産「おぼろづき」、北斗産「ふっくりんこ」、新篠津産「ななつぼし」、東川産「ほしのゆめ」、北空知産「きらら397」…などなど。
「きらら397」は北海道米が見直された先駆者(?)で、平成の初めごろから道民に愛されてます。
北海道民も他県のお米を食べていた時代が長くありました。
北海道米が美味しくなかったからです。
もともと北海道は寒くて稲作には向かない土地でした。
しかし品種改良を重ね、個性豊かな美味しい北海道米が誕生しました。
今、北海道は全国1、2位のコメの産地です。
「令和のマリーアントワネット」的な発言ではありますが、政治家でなければ親戚やご近所さんに「米」「野菜」を配るのはよくあることでした←これを「縁故米」というらしい
北海道の叔母ちゃん宅に行ったら、玄関に大きな袋にかぼちゃがパンパンに入っていて「どんだけでも持って行って~」と言われるし、独り暮らしの主人宅にもいただき物のじゃがいもが段ボールにいっぱいあったりします。
実家が米農家の友人は「おコメはタダで家にある物という認識なので、おにぎりをお金出して買う気がしない」と言って、独り暮らしでも決してコンビニおにぎりを買わなかったな(笑)
北海道の義父の葬儀で久しぶりに会った主人の従兄弟は農家で、米も野菜も作っています。
「そろそろ体もキツイからやめたいんだけど💦」と言いながら60歳超えてもがんばっています。
日焼けで顔は真っ黒。
葬儀の時親戚が集まったので、「今忙しい時期だから、誰か手伝いに来てくれない~?」と声かけまくっていました(笑)
集まった親戚たちは60代70代で、仕事リタイアして家でぶらぶらしてる人も多いのですが、誰も「行くよ!」とは名乗り出なかった😅
直に販売しているお得意さんに、お米の値段をいくらに設定すればいいのか、悩みどころなのだそうですよ。
そういえば、江藤拓前農水相のお父様も失言で辞任したのではなかったか?
彼は小作の出で、小学5年生で肉体労働の出稼ぎをしていたとか。