
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の影響で、吉原遊郭とそこで働く遊女を描いた2009年ドラマ『JIN-仁-』をNetflixで再視聴しました。
2009年放送も2011年放送の『JIN-仁-完結編』も、当時全話視聴しました。
脚気

『JIN-仁-完結編』放送当時、番組とコラボした「あんドーナツ」がセブンイレブンで売り出され、私も買いました。ミスドのオールドファッションにあんこがのっかってるような感じで、美味しかったのです。
佐久間象山
21世紀で医師(脳外科?)として働いていた南方仁が幕末にタイムスリップする物語『JIN-仁-』と『JIN-仁-完結編』
『JIN-仁-完結編』第1話は、脚気の話と佐久間象山、蛤御門の禁門の変での久坂玄瑞まで描かれます。
佐久間象山の祖は諸説ありますが、大河ドラマで有名になった真田家に仕えていたという説があります。
この史実を私は『真田丸』の最終回で知り、いつか佐久間象山を主人公にした大河ドラマをやってほしいと思うようになりました。
大坂の陣から7年後、真田信之は松代藩十万石の大名となりました。そして幕末、松代藩は徳川幕府崩壊のきっかけを作る天才兵学者佐久間象山を生み出したわけです。
佐久間象山は、蘭方医でもあり、蘭学の権威者でもあり、砲術にも長けている大学者です。
そんな佐久間象山は元治(1864)年京都にて、一橋慶喜に公武合体論と開国論を説きます。
京都は尊王攘夷派の拠点であり、供も連れていなかった象山は、7月11日に暗殺されてしまうのです。
161年前の今日です。
『JIN-仁-完結編』
佐久間象山は「西洋かぶれ」でした。
100年先も見通せる天才であると言われていました。
そんな象山を『JIN-仁-完結編』では、面白く描いています。
象山は子供の頃に、ほんの短い期間ですが、21世紀にタイムスリップした経験があるというのです。
100年先を見据えた佐久間象山も、新しい国を作るために奔走した坂本龍馬も、「明治」を見ることなく亡くなってしまうのです。
『いだてん~蔦重栄華乃夢噺~』と同じく、『JIN-仁-』の脚本は森下佳子さん。
NHK『大奥』もそうでした。
面白いです。
『いだてん~蔦重栄華乃夢噺~』では前回の放送で、おていさんの「吉原一の花魁」という台詞が気になりました。
瀬川の再登場があるのかな?

