今朝のNHKのニュースで「シニア起業のためのセミナー講座」を紹介していました。
人生100年時代、退職後の働き方に関心が高まっている中、シニア起業も注目されています。
昨年、主人もサラリーマンの傍ら起業し、他人事とは思えず、興味深く視聴しました。
目次
シニアの起業が増えている
2025年の起業者の年代別割合を見てみると、30代18.8%、40代29.1%に迫る勢いで、50代26.6%に60代が14.1%です。
70代80代の起業者もいて、60代以上の起業者の割合は20%を超えており、これは統計をとってから、初めての現象です。
新たに事業を起こすための融資に関する「創業融資実績」を見ても、融資の件数は60代以上ではこの5年で倍増しています。
社会の役に立ちたい、地域を活性化させたい
広がる「シニア起業」、その実態はどうなのでしょうか。
番組では2人の70代男性の仕事を紹介していました。
介護のための見守りセンサー
300万円の貯金を元手に起業した70歳男性の場合、高齢者の見守りためのセンサーを開発しました。
銀行のシステムエンジニアの実績を経て、両親の介護のために離職した時の経験を活かしての起業でした。
「社会の役に立ちたい」起業の根底にはそんな思いがあります。
地元のトラフグを養殖
また、富山県氷見市で会社を立ち上げた77歳の男性は「地域を活性化させたい」との気持ちで、商社を退職後、昨年からトラフグ陸上養殖の会社を起業しました。
現在はまだ売上がありませんが、出荷に向けて頑張っているそうです。
人生100年時代の「おまけ」?
人生100年時代と言われるなか「まだ活躍したい」「社会貢献したい」という強い意欲を持ったシニア層が増加しているのです。
また起業を支援する体制も官民の間で拡充する動きが広がり、関心の高まりに繋がっています。
シニアの起業というのは、若い世代の「一旗揚げるための起業」という気持ちよりは「老後の楽しみや励み、生きがい」といった感覚でしょうか。
番組で紹介されていた人たちは、現役時代に十分活躍してきた方なのだなという印象を受けました。
主人60代の起業
主人が北海道の田舎で、賃貸物件をいくつか所有していて管理をしています。

それらを管理する上で経費などもかかり、ここ数年考えていたのですが、昨年「起業」という選択をして、現在賃貸物件は法人扱いとなっています。
会社名も、まるでサークル名を決めるくらいの軽いノリで命名(笑)
社員は主人と私だけ。
形だけの会社ではありますが、ちょっとした老後の楽しみになっています。
番組で紹介されていた方々とは比べ物にならないスケールの小さい起業です。
それでも「賃貸料をもらう」だけではない「経営の楽しみ」は、励みになりますよ。
起業の問題点
ただ起業は安定して継続させることが難しい。
なかには想定外のことに直面することもあります。
当然、予想を上回る出費もあり、技術はあるけど営業や資金調達について悩む起業者もいます。
シニア世代で起業の場合は、資本や人数を抑えた低リスクな規模からスタートし、収益に応じて少しずつ規模を拡大していくことが大切なのです。
主人は、義父から引き継いだ賃貸物件以外に、少しばかり物件を購入しましたし、古い物件のリフォームも手がけましたから、出費がありました。
しかし、決して借金をしないこと。
そして、私達夫婦の老後資金には手をつけないこと。
少しばかりの元手で、「年金の足しになればいいかな」「北海道の田舎の地域貢献になるかな」というコンセプトでやっています。
今後ますますシニア世代が人口のボリュームゾーンとなる中、長年培ってきた経験・ノウハウを社会課題の解決に役立てることはどの世代でも挑戦できるという社会の機運を高めます。
そんな近未来の日本を描くと、私たちシニア予備軍も若い世代も将来の社会が少し楽しみになりますね。

