昨日映画「マスカレードホテル」を観てきて。
ふらっと本屋で見かけたので、買ってしまいました。
もう一度内容をきちんと把握してみたくて。
あと、何人かの友人がすでに読んでいて「原作が良かったから、映画は観ない」「私のイメージでは、キムタクではない」などの感想をもらっていたので、興味があり読んでみようと思いました。
小説買ったのって、何年ぶりでしょうか。
東野圭吾は、一時期長男がハマっていたので、長男から借りて何冊か読みました。ただ、基本私は推理小説は好きじゃない。
長女は村上春樹ワールドが好き。なので、それもまた借りて読んでいますが、私には理解できないこともしばしば。
妹が読書好きでよく本を買うので(フルタイムで働いているのによく時間あるなと感心する)、最近はそのおさがり本を読んでいます。
読書好きの友人の中には「読書ノート」をつけている人もいます。
私が本を読まなくなったのはいつ頃からでしょうか。
育児していた頃は、小説は読まなくても、他の本はよく買って読みました。
エッセイだったり、教育書だったり。
老眼になってくると本を読むこと自体が苦痛になりました。
ほとんど読まなくなり、「情報はネットで」が、当たり前になりました。
また読むようになってきたのは、仕事を辞めて専業介護になってから。
こんな私も学生時代から子供が生まれる前まで、たくさんの本を読みました。
本好きだったと思います。
そんな若い頃に読んでいた作家「橋本治」氏の死去のニュースが先ほど飛び込んできました。
橋本治氏。年齢は私よりちょっとだけ上・・・という印象でした。
高齢のイメージなかったから、肺炎という死因に驚きました。まだ70歳。
とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く
このコピーは、橋本治氏が東京大学在学中に駒場祭のポスターのために作ったもの。
時は昭和43年。
東大紛争真っ盛りの頃です。
学生運動にのめり込み、機動隊と一触即発の息子を心配したお母さんたちが、白い割烹着に赤いカーネーションを胸にさし、赤門の前に並び、学生活動家たちにキャラメルを配って気持ちを落ち着かせようとしたのです。これが「キャラメルママ」
そして「とめてくれるなおっかさん」のコピー。
昭和44年1月19日。安田講堂は落城。
若い頃に読んだ『桃尻語訳 枕草子』の文章は衝撃でした。おもしろかった。
ご冥福をお祈りいたします。
先週、お取り寄せの「北海道ザンギ」が届きました。
母は食べない。
ひとりでは食べきれない。
今日は長女が遊びに来てくれたので、いただきました。
唐揚げとは違う「北海道ザンギ」
やっぱりこれだよね。
私はケンタッキー・フライド・チキンよりザンギが好き。