私はブログをやっています。
更新頻度が遅いですが、インスタもやっています。
更新全くしていませんが(笑)、Facebookも一応やっています。
こういったSNSに慣れていると、つい「私語り」に慣れてくるのですが、論文やレポートにおいて「私語り」をしてはいけません。
「私語り」とは、たとえば、「私は思う」などの文章です。
推論のように書いて、ごまかしているのです。
史料ではなく、ネット情報で論文やレポートを書くと自信がありません。
自分の意見ではなく、事実を書くことが必要で、そのためには裏付けをとらなくてはなりません。
事実とは、然るべきテキストや調査によって審議を客観的に確認できるものです。
意見とは、推論、判断も含みます。
根拠を示さずに、ある前提に基づいての推理の結論をだすことです。
「~と思う」「~らしい」「~そうだ」といった文章で書くことは、ブログではよいのですが、論文やレポートを書く時にはNGです。
歴史のレポートで意見を書きたいのであれば、事実を述べて、その上で意見を述べる。
その事実には根拠や裏付けが必要です。
これが史料批判です。
正確さも必要とします。
「膨大な数」「たくさん存在する」「数多くの援軍」などもNGです。
膨大とはどのくらいの数なのか。
たくさんとは具体的に数はどれだけか。
数多くとは何人か。
そしてそれらの数字はどこの史料から調べたものなのか出典をはっきりさせることが大切なのです。
私はブログの記事を書く時に「~だそうです」「~のようです」などという言葉をよく使います。
論文でないから、よいのですが、ブログでも情報発信する場合は、もっと断定的な言葉を使う方が説得力があります。