義母の位牌ができました。
「位牌の魂入れ」も行われました。
さて。
私が北海道を離れて、実家であるこの家で暮らすようになって5年と2か月。
わが家の仏壇には父がいます。
毎月、父の月命日にお仏壇の掃除をします。
義母の位牌ができて、ふと思ったのですが。
わが家の仏壇には父の位牌がない。
え?
位牌がない?
えぇ、ありません。
あら、私ったら、まちがえて捨ててしまったのでは?
掃除する時にまちがえて捨ててしまったのでは?
本当に焦りました。
5年もたってから、仏壇に位牌がないことに気がつきました。
妹に確認しました。
このお仏壇を購入し、セッティングしたのは妹でしたから。
浄土真宗の場合、基本的には位牌を用いません。
浄土真宗では、故人の魂は亡くなってすぐにこの世を離れ、成仏していると考えるため、魂が宿った位牌を仏壇に置いて供養していく必要がありません。
同様の理由から、「位牌の魂入れ」も行いません。
故人を偲んでお参りをするために、「過去帳」を置きます。
そう、我が家のお仏壇に「過去帳」はあります。
一瞬焦りました。
数年前にお仏壇の大掃除をしたことがあって、必要ない物を処分しました。
その時にまちがえて位牌も処分してしまったのではないかと焦ってしまいましたよ。
浄土真宗に位牌はないのか。
知らなかった。
あいかわらず、無知な私です。
父は富山の出身です。
リンク