私は、昨年と一昨年、2年続けて喪中でしたから「おせち料理」を用意しませんでした。
でも伊達巻きや黒豆など、私の好きな物は作りました。
今年は喪中ではないですが、特別に買うことはせず、自分の好きな物だけを一人分のお重に詰めて「簡易おせち料理」にしました。
目次
胃にもたれる
昨年はインフルエンザに羅漢し、味覚がおかしくなったのか、煮物も伊達巻きも味が濃すぎて美味しいと感じることができませんでした。
コロナに羅漢して味や臭いを感じなくなるとよく聞きますが、私がインフルエンザにかかった時は味に過敏になり、口のなかに醤油味や甘さがいつまでも残りました。
しばらく食の好みが変わり、それをきっかけに朝食がトーストやトルティーヤに代わりました。
しかし、今年もまた(インフルエンザにかかったわけではないのに)どうも黒豆や伊達巻きの甘さが胃にもたれます。
これは年齢のせいでしょうか。
年齢とともに、味の濃さが胃に負担になるのです。
おせち料理は糖質に要注意
私は妊娠中であっても「糖質制限」の経験がありません。
身内に糖尿病もいません。
しかし、おせち料理の甘さは決して健康的ではないので、要注意です。
おせちはもともと保存食ですから、砂糖や塩をふんだんに使って腐らないように工夫されています。
ゆえに、どうしても糖分と塩分が高い。
栗きんとんも黒豆の甘煮も。
伊達巻きだって、煮しめだって、砂糖を入れています。
おもちの糖質
そしておもちだって糖質が高い。
もちの原材料のもち米は白米より糖質が多いのです。
切り餅1個で炭水化物が約25gありますが、お正月は1回の食事で2個、3個と食べます。
砂糖しょうゆもちやきなこもち、あんこもちならもっと糖分も塩分もアップします。
私はお正月はお雑煮にしますが、お餅は2個食べますね。
白菜や人参など野菜を多めに入れます。
お正月におせち料理は絶対必要?
おせち料理はそもそも「縁起」をかついだ料理です。
保存食であることはもちろんですが、マメに働くとか(黒豆)腰の曲がるまで長生きを(海老)とか紅白でめでたい(蒲鉾)とか、長生きをするための健康料理ではなく、豊作や健康を願った「縁起」をかついだ料理なのです。
好きであればいいのですが、お正月にはおせち料理を用意しなければ…と頑張りすぎる必要はないと思うのです。