妹の義父(妹の旦那様のお父様)は80代で独り暮らしです。
夏でも炬燵は出しっぱなしで、夜その炬燵で寝ていることもある。
義父はベッドではなく、布団を敷いて(敷きっぱなし?)で寝て、食事は炬燵をテーブルにして食べている。
私の母も私が同居するまではそんな生活でした。
床に布団を敷いて、ごはんは年中出している炬燵で食べる。
90歳の時に私が同居して、徐々に生活を変えていきました。
炬燵ではなく、椅子に腰かけてテーブルでごはんを食べる。
最初は小さめのテーブルでしたが、そのうち炬燵を撤去して、大きな食卓テーブルを居間に持ってきて、そこでの食事が当たり前になりました。
小さめのテーブルも大きな食卓テーブルも私が北海道在住時代から使っているものです。
そしてまた、母は転倒したのを機にベッドで寝るようになりました。
亡くなる数か月前は介護ベッドをレンタルしました。
母が急な環境の変化にパニックにならないように、徐々に椅子とベッドの生活に移行させていったのです。
転倒を避けるための安全第一の生活です。
母は当初年中咳をしていましたが、床ではなくベッドで寝るようになって咳をしなくなりました。
妹の義父の話を聞き、椅子とベッドの生活がいいのではないか提案しました。
妹夫婦は話し合い、まずお試しに椅子とテーブルを導入することになりました。
ということで、お試しですからわざわざ買うのはもったいないので、我が家の小さめテーブル&椅子のセットを里子(?)に出すことにしました。
妹の義父がもらってくれるというのです!
ありがたい。
これでまた大きな家具がひとつ減る。
今迷っているのはこの戸棚。
これも北海道在住時代にずっと使っていた家具です。
食器棚なのですが、今は食器は入ってなくて、孫たちのための玩具が入っている。
捨て活下手によくあるのが、「捨てるのは嫌だけど、誰かがもらってくれるのなら、喜んで手放す」という心理。
まさに今の私です。