妹の義父(妹の旦那様のお父さん)は、奥さま(妹の旦那様のお母さん)の急死をきっかけに独り暮らしになりました。
しばらくは義弟が一緒に暮らし、「もしかしたら、このまま男ふたり(80代父と50代息子)で暮らしていくことになるかもなぁ。」と妹も覚悟していました。
亡くなったお義母さんは、働き者できれい好き。
自営業を手伝うかたわら、自分も幼稚園教諭として働き、家の中もいつもきれいにしていました。
亡くなった後、家の中を見て、妹はびっくりしました。
タンスの中はきれいに整理され、余分な物は何一つなかったのです。
葬儀代として用意してあった預金通帳。
すでにお墓は購入済み。
その永大供養も手配済み。
高齢者の捨てられない性格に困り果てている子供たちが多い中、お義母さんは十分に終活済みでした。
ただひとつ。
お義母さんのやり残したこと。
旦那の家事教育😓
そう、お義父さんは家の中のこと何もできません。
何がどこにあるのかもさっぱりわかりません。
九州男児、家事は一切やってこなかったのです。
妻を亡くし、悲観し、生まれ故郷の宮崎に帰りたい・・・と嘆く毎日でした。
あれから1か月。
お義父さんは頑張っています。
まず炊飯器でご飯を炊くことを覚えました。
T-falの電気ケトルを息子が購入してあげ、お湯を沸かすことを覚えました。
それでインスタント味噌汁を作ります。
あとはすぐ近所のスーパーでお惣菜を購入します。
80代とは思えないほど揚げ物好きなので、豚カツなどを買っているそうです(笑)
洗濯もできるようになり、独り暮らしできているのです!
やるな、80代男子!
車で30分ほどの町に住んでいる息子夫婦がちょくちょく寄っています。
また、妹夫婦も時々様子を見に行っています。
がんばれ、九州男児!
大久保利通が暗殺された場所といわれています。
明治11年(1878年)5月14日。
大久保は麹町清水谷で不平士族らに襲われました。中心となったのは石川県士族島田一郎。「紀尾井坂の変」です。49歳。
内務卿の地位は伊藤博文に引き継がれ、「鹿鳴館時代」の到来を迎えます。
大久保以降、革命家と官僚政治家という、ふたつの顔をもった逸材は日本にどれだけいたでしょうか。
私の長男の奥様のご実家のルーツも九州らしく、福岡にお墓があるそうです。
結婚の報告に福岡に行ってきたそうで、お土産をいただきました。
ふくやの「めんたいおかき」と「ふくだし」です。
おかきは北海道の北菓楼のおかきの福岡バージョンみたいな感じです。
「ふくだし」はとらふぐからのだしパック。