暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

形見の着物をどうしよう

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義母が昨年亡くなりました。

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義父母が住んでいた家、義母が施設に入居して、しばらく義父が独り暮らしをした後、2018年から2021年春まで義父と主人がふたりで暮らしていました。

主人が2021年春に転勤のため引っ越すと、義父は北海道の田舎のその家で独り暮らしをしていましたが。

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義母が亡くなって4か月後、義父は室内で転倒し、骨折し、そのまま歩けなくなりました。

義父は現在入院中で、まもなく退院、その後施設への入所が決まっています。

車椅子生活となりました。

 

現在義実家は空き家状態です。

築60年ほど?

そして家の中にはたくさんの物が溢れかえっています。

主人が毎週土日に訪れては、片づけています。(片づけている?途方に暮れている?)

私だったら、そのほとんどを廃棄すると思うのですが、主人はタンスを始めかなりの物を保存したい意向だといいます。

女性よりも男性の方が、親の物を捨てられないんですよ。

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id:hajimerieさんよりブックマークでコメントをいただきました。

「義母の着物買取業者を探します」だそうです。

私世代以上に、私たちの親世代は着物をたくさん持っています。みんな悩みは同じ。

 

義母の着物も主人はすべてとっておくつもりだったのです。

「アンタ、着る?」と私に聞かれましたが(欲しいのならあげてもいいよ…といったニュアンス)私は即答で「いらない。」

男性は着物の価値もわからないので、義母が大切にしていた着物だから、それなりに高価であろうと思っているのです。

以前主人は「母さんが大事にしていた着物、リサイクルショップになんか絶対に持っていかないからな!」と強気で言ってたっけ。

 

主人の従姉が「着物のリメイク」にハマっていました。

私もたくさんの着物をその従姉にリメイクしてもらい、素敵な小物に作り替えてもらいました。

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母が若い頃に着ていた着物は、私と妹の記憶に残っていて、その懐かしい柄の小物を使えることがとても嬉しいです。

 

とくに気に入っているのは留袖で作ったポーチです。

正絹の着物からのリメイク小物は気軽にジャブジャブとお洗濯できないのが難点です。

 

主人には義母の着物姿の記憶はなく、おそらく小物に作り替えたとしても喜びや懐かしさは感じられないでしょう。

私は情け容赦なく、母の着物を何枚も切り刻んで小物にリメイクしてもらったわけですが、主人にしたら大切な義母の着物を切り刻むという行為は心苦しかったのかもしれません。

実はその従姉は現在闘病中。にもかかわらず、義母の着物の処分を手伝ってくれると申し出てくれました。人にモノを差し上げるときのお決まりは、絶対にそのモノの行方を追っかけないこと。あげた後に「あの着物?どうした?着てる?」などと質問してはいけません。

 

はてさて。

義母の着物以外にもたくさんのモノが義実家に溢れかえっています。

主人はどうやって処分していくんでしょうね。←私は他人事(・・;)

 

 

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働き者だった義母。

農家の手伝いに行ったり、畑の野菜で煮物を作ったり。

贅沢など無縁の一生をおくってきた義母。

そんな義母が持っていた着物とほんの少しの宝飾品。

情け容赦なく処分できない主人の気持ちも少しはわかる。

でも現実と向き合うことは必要だと思う。