以前、このブログで告白した借金問題。
自分の備忘録を兼ねて、わざわざブログを立ち上げて記していたのですが、これといった進展もなく。
結局、何も得られず終止符を打つことになりそうです。
目次
義父の借金問題のあらすじ
義父が女性に大金を貸した
義母が施設に入所したのを機に、数年間独り暮らしをしていた義父。
その隙を狙ってきた当時50代の峰不二子(仮名)。
パチンコに入り浸っていた峰不二子(仮名)は、夫に内緒で義父から何度も借金をしました。
数年でその借金総額は信じられないほどの額になりました。
義父の骨折がきっかけで、その事実を知った主人が峰不二子(仮名)に返済を迫りますが、1万2万をのらりくらりと返済しながら、とてもじゃないけど全額返済は夢のまた夢でした。
峰不二子(仮名)の夫も息子(成人、既婚)も知るところとなりますが、解決策はなし。
相手の女が自己破産をする
結局峰不二子(仮名)は自己破産をこちらに通告し、返済は絶望的になりました。
現在も自己破産の手続き中ということで、本当に自己破産したのかどうかはわかりません。
詐欺罪にはならなかった
返済は絶望的となりましたが、主人は峰不二子(仮名)を詐欺罪で訴えることにしました。
弁護士さんに相談して、警察から事情を聴かれ、労力と時間を費やしましたが、結局不起訴でした。
高齢者の財産管理
義父はもちろん、高齢の義父の財産の管理に全く無関心であった私たち夫婦もバカでした。
お金の問題はデリケートですから、親であってもあまり根掘り葉掘り聞くのもはばかられたのです。
私たち夫婦は、この問題が明るみにでるまで、義父母にどれだけの預貯金があったのか全く知りませんでした。
難しいかとは思いますが、両親がある程度の年齢になったら、財産の把握と管理を考えた方がよいと思います。
皇室関係の方の借金問題、私が思うこと
皇室の結婚問題で、それにまつわる借金問題がマスコミで取り上げられています。
額も我が家よりずっと少額ですし、皇室と親戚になるというお立場ですから、北海道の田舎町のデート商法でのお金問題など比べることもまちがっています。
でも皇室という世界ぬきで、私の思いを語らせてください。
あちらは、婚約者の息子さんの学費や留学のためにお金を貸した。そのお金はアメリカで弁護士になるための若者への投資でした。
しかし、峰不二子(仮名)は、その皇室関係の方の教育費の何倍ものお金をパチンコに投資しました。
私はそれが残念なのです。
どうせお金がなくなるのなら、未来ある若者への投資の方がずっとよかった。
パチンコ屋さんを儲けさせただけでした。それで経済が少しは潤ったと考えればいいですか?
義父の暮らし
長女曰く
じいちゃんは、贅沢など全くしない人だった。古い家に住み、旅行もしたことなかった。車だって同じのを何年も乗っていた。趣味といえば、釣った魚をさばいたり、畑で採れた野菜で漬物作ったり、果物で果実酒を作ったりして。孫たちが遊びにくると、スーパーじゃない精肉店で高いお肉を買ってきてご馳走するのが楽しみだった。あとは何も贅沢していない。そんなじいちゃんから大金をまきあげた女はひどいよ。
そんな長女の言葉を聞いた時、ちょっと泣けた。
義父は親戚からもらったリンゴでジュースを作ったり、梅酒を作ったりするのが好きでした。
「うまいべ?うまいべ?」と自慢してました。
二女曰く
もう忘れようよ。じいちゃんが借金をしたんじゃなくてよかった。踏み倒された方でよかった。私たち孫がみんな元気で幸せでそれで十分だよ。
借金を断る勇気
このタイミングで肉q先生の動画にて、「借金を断る」について取り上げられていました。
義父の場合は「借金を断る勇気」というよりは、「女にまどわされない信念」というべきか。
今の法律では、お金を借りた方は「自己破産」で逃げることはできますが、お金を貸した方は「ただの損失」にしかならないのです。
私たち家族にとって、とても高い授業料となりました。
完全に愚痴のようなブログ、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
後悔しても、どうにもなりません。
世の中から、悪い人がいなくなりますように、願ってやみません。