昨日まで母は4泊5日のショートスティでした。
これといってトラブルなく過ごしてきたようです。
しかし96歳の母にとって、外泊というのは精神的に負担なのでしょう。
帰宅してきて、妄想というか作り話というか、あることないこと話していました。
今から運動会に行くのだ(誰の運動会だよ)とか、今日はここにお泊り(自分の家だよw)するとか。
そして「〇〇鉄工所の株は持ってるわよね。その権利はどうなるかしら。鉄工所はウチのものよね?」と言いだします。
はい?
〇〇鉄工所って何ですか?
聞いたことありませんけど?
何の話なのかさっぱりわからないので、私も返事をしなかったら、母はだんだん怒り口調になってきましたよ。
母「ちょっと、聞いてる?このままじゃ鉄工所は他の人にとられてしまうじゃないの。私たちに権利はあるのよ!書類を出しなさい。」
母の父、つまり私の祖父は鉄工所に勤めていました。
〇〇鉄工所というのはその鉄工所の名前なのでしょうか。
今となっては調べることもできません。
その祖父は、私が生まれるずっと前に、仕事中その鉄工所の機械に挟まれて亡くなってしまったのです。
母がなぜ急に〇〇鉄工所という固有名称を出してきたのか。
ショートスティ中の夜、夢の中に自分の父親が出てきたのかもしれませんね。
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