私は小さな頃、真顔になるとちょっと怒ったような顔になる子でした。
当時視力はよかったのですが、目つきが悪かったのでしょうか。
タレ目であるにもかかわらず、睨んでいるような表情をしているらしかったです。自分に自覚は全くないけど。
妹は色白で可愛い顔立ちをしており(私と似てるんだけど可愛さの差が大きかった)ニコニコしている子でした😊
勉強も私よりできました。
父は(たぶん母も)私より妹のことを可愛がっていました。
父は「Bettyはいつも怒ってばかりいるな。顔も怒り顔だぞ。寝顔も怒った顔をしている。妹は寝ている時も笑顔だぞ?」と小学生の私に言いました。
その言葉はずっと私のトラウマになっていて、寝顔を笑顔にするにはどうしたらいいんだろうと悩みました。
寝る前に、意識的に口角をあげて笑顔を作って眠ってみました。
楽しいことを考えて眠りにつくように努力しました。
あれから半世紀以上。
私の寝顔が改善されたかどうかは、私にはわからない。
起きている時は、意識しなくても笑っていることが多くなりました。
仕事も接客業が好きでした。
ドラマ「いちばんすきな花」で、多部未華子さん演じる主人公の妹このみの台詞で、久しぶりに「寝顔のトラウマ」を思い出した私です。
このみ「小さい頃、おかあさんに、このみはサンタクロースに愛嬌をプレゼントしてもらった方がいいよって言われた。サンタさんにお願いしたけど、愛嬌プレゼントしてくれなかった。」
このみは優しい子で、お友達思い姉思いなのですが、感情表現が苦手なのです。
愛嬌とか、寝顔とか。
自分の努力で改善することは難しい。
昨年のドラマ「silent」でおなじみの生方美久さんの脚本で話題になったフジテレビ木曜劇場「いちばんすきな花」
私は「silent」より好きでした。
「いちばんすきな花」は最終回を迎えましたが、Tverのオリジナルストーリーも面白いですよ。
このみが主人公のスピンオフです。
台詞のキャッチボールがツボ(笑)