亡くなった母の名前宛に銀行から「長期間使用されていない口座のお知らせ」なる葉書が届き、その口座の残高の相続手続きを現在しています。
おそらく母自身、その口座に残高があることをすっかり忘れていたのでしょう。
ケチな私は、残高がそこそこある口座を忘れるなんてヘマはしません。
しっかり把握しているつもりです。
しかし、妹はずっと共働きで、お金持ちではないけど、60代になってもそこそこ稼いでいるので、お金の管理に甘いところがあります💴
甥っ子名義の口座に30万円残っていたのに、数十年間放置していたので、その30万円はお国のものとなってしまいました。
長期間使用されていない口座は、休眠口座と呼ばれ、休眠預金として処理されます。休眠預金は、民間公益活動に活用されます。休眠預金の対象となる口座には、次のようなものがあります。
その甥っ子の口座は、32年前に甥っ子が生まれた時にお義母様(妹の旦那様のお母様)が、立派な印鑑を作ってくれて出産祝いに30万円を入金して開設してくれたものでした。
「いつか大事な時に使おう」と思ってとっておいた30万円はいつの日か妹夫婦の脳内から忘れ去られてしまったのでした。
昨年末の大掃除の時にその証書?通帳?を見つけて、焦って問い合わせをしたものの、時はすでに遅く、国庫金(?)となってしまったのでした。
私は30万円などという大金を忘れることはないと思いますが、今回の母宛ての「長期間使用されていない口座のお知らせ」を機会に、自分が使っていない口座を精査しようと決意しました。
残高は0円でも不要の口座を解約しようと思うのです。
現在では、孫のために勝手に口座開設することは不可能でしょう。
でも、出産祝いに印鑑を作ってあげるというのはナイスアイディアだと思うので、私も妹もお義母様の真似をして、0歳の孫のために印鑑をプレゼントしています。
現在では届け出印の必要ない口座が主流でしょうかね。