暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

母のせん妄あれこれ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ
にほんブログ村

母には時々せん妄の症状が出ます。

www.betty0918.biz

 

www.betty0918.biz

 

寝ぼけた感じで、夢と現実の区別がつかなくなるらしく、寝て起きた後に、わけのわからないことを言うのです。

 

目次

 

母の疑問

たとえば。

朝5時すぎ。

「ねぇ、お父さん死んでないわよねぇ?」と私を起こしにくる母。

私「(寝ぼけまなこ)亡くなったよ。」

母「どこで?家じゃないよね?あ、二号さんのところ!?」

今の若い方は「二号さん」という言葉を知らないそうで。ウチの娘も「???」でした。二号さんとは「愛人」のことです。

私「(寝ぼけまなこ)お父さんは病院で亡くなったよ。10年以上前に。」

 

「2号?1号?仮面ライダー?」

 

 

怒る母

たとえば。

「頭にきたわ!」と起きてくる母。

母は「子どもと男は、ただただ食べてるだけ。私がずっと洗い物してるのよ!」と怒って怒って、まくしたてます。

「あら、それは大変ねぇ。」と適当に相槌をうっていれば収まります。

若い頃のトラウマでしょうか?

 

慌てる母

たとえば。

「大変、大変!」と起きてくる母。

終電車が出ちゃうわ!」と慌てています。

私「どこかへ行くの?」

母「おウチへ帰るのよ!年末だから!」

私「今は12月じゃないよ。で、おウチってどこ?」

母「名古屋?違うわねぇ。金沢?違うわねぇ。」…と考え込む。

 

鬼のような私

母の脳内はいずれも夢の中にいるわけですから、こういったせん妄が起こるのは夜が多いのです。

 

夜中に騒ぐのやめてください!

…私は眠いんですから💤

 

ある夜、寝る前に私は母に言いました。

「夜中に私を起こさないこと!よほど重要なことでない限り、夜中に私を呼ばないこと!」

そんな宣言をしたって、気休めであり、母が覚えているわけがないのですが、とりあえずそう言い放って、私は自分の部屋で寝ました。

 

その日の夜中。

 

母が台所でゴソゴソとやっている気配を感じました。

私は無視してベッドの中にいました。

しかし、かなり長い時間ゴソゴソやっています。

耐えられなくなった長女が、「おばあちゃん、どうしたの?」と台所へ行きました。

 

その時長女が目撃したのは。

再現画像(笑)

空のペットボトルに、一生懸命水道水を注いでいる母でした。

使用済みのペットボトルを洗って、台所に乾かしておいたのですが、それを使って水を汲もうとするのですが、上手にできず、水道から水がダダ洩れ状態でした。

 

長女「おばあちゃん、どうしたの?喉がかわいたの?」

母「コップの場所がわからなくて。なのでこれで(ペットボトル)飲もうと思ったんだけど。」

長女「戸棚の中にコップあるよ。喉が渇いたら、私でもママでも起こしていいんだよ。熱中症になっちゃうよ。」

長女がコップに水を入れてあげると、母は「ありがとう」と美味しそうに飲み干しましたとさ。

 

私が意地悪な「起こさないで!」宣言をしたことを母は覚えていませんが、なんとなくタイミングが悪く、私は「鬼娘」の烙印を押された気分でした😞

 

 

 

暑くなってきてるのに、毛糸のカーディガンを着ている母

 

戸棚の中からコップを出すことすらできない母。

一時期、母のコップだけは、流しのすぐそばに出しっぱなしにしておいたのですが、最近はそれをやめていたのです。

やはり、母のコップは戸棚ではなく、流しのそばに出しておこう。

それ以来、コップをわかりやすい位置に置いています。

夜中に飲んでいる様子はないけど。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな暮らしへ
にほんブログ村